本心と建前に踊らされたゴルフ浮気

浮気調査をお問合せした経緯
今回ご相談いただいたのは、40代前半の女性依頼者様からでした。旦那様は会社員で、趣味はゴルフ。取引先との付き合いもあり、月に何度もゴルフコンペに参加していました。当初、依頼者様は「仕事の一環なら仕方ない」と納得して送り出していたそうです。夫婦の信頼関係にも大きな問題はなく、普段から仲の良いご夫婦だと周囲にも思われていました。
しかし、ある日ふとしたきっかけで違和感を覚えました。ゴルフバッグのポケットから、見慣れない女性用の日焼け止めや、ピンク色の小物が出てきたのです。旦那様に問い詰めると、「コンペで誰かが間違えて入れたんだろう」と苦しい言い訳をするのみ。普段なら軽く受け流していたかもしれないものの、その時は直感的に「何かおかしい」と感じたと言います。
それ以降も、コンペと称した外泊が増えたり、帰宅時間が極端に遅くなったりと、不審な行動が目立つようになりました。さらに、携帯電話を肌身離さず持ち歩くようになり、急に香水を変えたり、服装に妙に気を遣うようになった変化も重なり、不安は日に日に募っていったそうです。
決定的だったのは、ゴルフの帰りだと伝えられていた日、たまたま近くのショッピングモールで旦那様らしき人物と見知らぬ女性が一緒にいるところを目撃した友人からの連絡でした。
直接現場を見たわけではないものの、その話を聞いた瞬間、依頼者様は「やっぱり浮気しているんじゃないか」と強く疑うようになり、真実を確かめるために、当社への調査依頼を決断されました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 40代 | フリーランス |
対象者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 40代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・夫の行動確認 ・自宅住所の判明 |
調査期間 | ・6日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
依頼者様から旦那様のスケジュールをヒアリング。特に怪しいとされるゴルフコンペ予定日を狙い、ゴルフ場付近やその後の行動を中心に張り込み・尾行調査を実施する方針を立てました。
調査開始
調査スケジュール
7:00 |
対象宅一軒家から本日の調査を開始する。 |
7:30 |
対象は、同宅を出てゴルフバックを対象車両に積み込み、発進する。 |
9:00 |
対象車両は、ゴルフ場に駐車する。その後対象はゴルフバックを持ち施設入り口に向かう。 その後、施設入り口にて女性と合流する。 以降、女性を相手女性と記す。 |
9:30 |
対象達は、2人きりでラウンドを開始する。 |
10:30 |
これまで、状況に変化は見られない。 |
12:00 |
依然、状況に変化は見られない。 |
13:00 |
対象達は、ラウンドを終了する。 |
13:20 |
対象達はゴルフ場を出て、対象車両に乗車する。 その後、発進する。 |
13:30 |
対象車両は、レストランに到着し、対象達は入店する。 |
14:40 |
対象達は、同レストランを退店し、対象車両に乗車する。 その後、発進する。 |
15:00 |
対象車両はラブホテルに入る。その後、対象達は入店する。 |
18:30 |
対象達は、ラブホテルから退店し、対象車両に乗車する。 |
18:45 |
対象車両は、駅に到着し、相手女性が降車する。 相手女性を見送った後、対象車両は走行する。 |
20:30 |
対象車両は自宅に到着する。 |
別日の調査では、相手女性の住所を判明することができました。また、相手女性は、対象の取引先の女性であることが判明しました。
相手女性宅には、子供用の自転車などが外に置いてることから、子供がいることが判明し、別調査からシングルマザーだったことも判明しました。
調査報告
調査の結果、旦那様は「ゴルフコンペ」と称して女性と密会していることが明らかになりました。朝、自宅を出発し郊外のゴルフ場に到着。現地では女性と待ち合わせ、二人きりでラウンドを開始していました。プレー中も肩を寄せ合ったり、カート内で手を繋ぐなど、単なるゴルフ仲間とは思えない親密な様子が複数回確認されました。
ラウンド終了後は、ゴルフ場近くのレストランに立ち寄り、周囲を気にする素振りもなく食事。その後、近隣ホテルへ移動し、チェックインする様子を確認しました。ホテル滞在は約3時間に及び、明らかな不貞行為を裏付ける行動が記録されました。
ご報告時、依頼者様は静かに資料を見つめた後、「信じたかったけど、やっぱり…」と深く息を吐かれました。怒りや悲しみを押し殺すように冷静な態度を取られていましたが、内心のショックは計り知れないものだったと感じます。
アフターサポート
浮気の事実を確実に把握できたため、依頼者様にはまず、専門の弁護士をご紹介させていただきました。
依頼者様は、当初は感情的にぶつかってしまうのではないかと不安を抱えていましたが、弁護士との事前相談により、冷静に慰謝料請求を進めるための段取りを整えることができました。証拠としてまとめた報告書や写真データも提出用に整理し、訴訟になった場合にも有効活用できるようサポートしました。
また、旦那様との今後の関係についても慎重に検討されました。慰謝料請求はもちろんのこと、今後同じ過ちを繰り返させないための誓約書作成、家庭内でのルール再設定なども弁護士を交えて進めることになりました。浮気相手の女性に対しても、きっちりと責任を追及する方向で話がまとまり、二度と近づかない旨の誓約も取り付ける予定です。
今回、浮気相手の女性がシングルマザーだったことから、慰謝料請求しても払えないんじゃないかと言った心配もありましたが、相手女性は実家で生活していたこともあり、無事に満額支払われたと、後日連絡をいただきました。
依頼者様は「今回の件で辛い思いもしたけれど、無駄な時間にはしたくない。これからは自分の人生をもっと大切にしていきたい」と、力強い決意を語ってくださいました。
仕事や趣味を隠れ蓑にした浮気は意外と多く、今回のケースのように「ゴルフコンペ」という言い訳が使われることも珍しくありません。疑念を抱えながらも見過ごしてしまうと、時間だけが過ぎ、真実を知る機会を失ってしまいます。
違和感を感じた時点で早めに事実確認を行うことが、自分自身を守る第一歩です。
RESTART探偵事務所では、確かな証拠を押さえ、依頼者様の心に寄り添ったサポートを行っております。ひとりで悩まず、気軽に相談できる場所として、まずはご相談ください。