まさかのすぐ近く…。外出中に隠れたご近所不倫

浮気調査をお問合せした経緯
今回ご依頼をくださったのは、30代後半の専業主婦の方でした。子どもが小学校に通い始め、ようやく少しずつ落ち着いた生活を送れるようになってきた矢先のことでした。
旦那様は地元の中小企業に勤務し、朝早く出て夜は遅めの帰宅。平日はあまり顔を合わせる時間も少なかったそうですが、週末には家族で買い物や公園に行くなど、夫婦関係に大きな問題はなかったといいます。
そんなある日、ご近所のママ友から「○○さんの旦那さん、最近隣の奥さんと一緒に出かけてるところを何度か見かけたんだけど…」と、信じられない話を聞かされた依頼者様。隣の家には、同じく子育て中の既婚女性が住んでおり、顔見知り程度ではあったものの、まさかそんなことがあるとは思いもよらなかったそうです。
最初は何かの誤解だと信じたかった依頼者様ですが、そこからは疑念が止まらなくなりました。ゴミ出しの時間帯が同じ、庭の手入れ中にひそひそ話しているような姿など、今までは気にも留めなかった日常の中に、いくつもの違和感が浮かび上がってきました。
真実を確かめずに思い込むのも怖いし、もし事実であれば家庭を守るためにも早めに対処したい。そう考えた依頼者様は、思い切って当社にご相談くださいました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 50代 | 専業主婦 |
対象者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 50代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・夫の行動確認 ・自宅住所の判明 |
調査期間 | ・4日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
ご主人の出勤・退勤ルートや時間帯を詳細に確認し、ご近所との接点が生まれやすい曜日や時間帯に焦点を当てて調査を計画。
特に平日の午後や、家族がいない土曜の午前などが不自然に重なるタイミングとして浮かび上がったため、その時間を中心に張り込みと尾行を実施しました。
調査開始
調査スケジュール
10:00 |
対象宅より、本日の調査を開始する。 依頼者様が対象宅を出て外出する。 |
10:30 |
対象は、私服にて同宅を出て徒歩にて移動する。 |
10:32 |
対象は、ご近所の一軒家のインターフォンを鳴らす。 中から女性が出てきて、対象が女性宅に入る。 |
11:30 |
これまで、状況に変化は見られない。 |
12:30 |
対象と女性は、女性宅を出て徒歩にて移動する。 その後、対象達はタクシーに乗車する。 ※以降、女性を相手女性と記す。 |
12:50 |
同タクシーは、対象宅最寄駅から2駅ほど離れた駅付近で停車し、対象達は降車する。 |
13:00 |
対象達は、レストランに入店する。 ※移動中に対象と相手女性は腕を組むなどして密着している様子を確認する。 |
14:20 |
対象達は、同レストランを退店し、徒歩にて移動する。 |
14:25 |
対象達は、付近のカフェに入店する。 |
14:50 |
対象達は、同カフェを退店し、徒歩にて移動する。 |
15:00 |
対象達は、駅付近のビジネスホテルに入る。 対象がチェックインを終えると、対象達は客室に入る。 |
16:00 |
これまで、状況に変化は見られない。 |
17:00 |
対象達は、同ビジネスホテルをチェックアウトし、駅方面に徒歩にて移動する。 ※以降、対象と相手女性は距離をとって移動している。 |
17:20 |
対象と相手女性は、改札を通り、対象宅最寄駅行きの電車に乗車する。 尚、対象と相手女性は別の車両に乗っている。 |
17:25 |
対象と相手女性は、対象宅最寄駅にて降車し、対象宅方向に徒歩にて移動する。 依然、対象と相手女性は距離をとっている。 |
17:40 |
対象と相手女性は道中で離別し、相手女性は相手女性宅に入る。 |
17:43 |
対象は対象宅に帰宅する。 |
調査報告
調査の結果、旦那様は奥様のいないの昼間に近隣女性宅を訪問し、その後に2人で外出している様子が繰り返し確認されました。特に、ご近所という立場であることから移動距離が短く、行動も自然に見えてしまう点が印象的でした。
レストランでの様子は恋人そのもので、向かい合って食事をする姿や、時折手が触れる様子、顔を寄せて会話する姿などが複数確認されています。帰宅後に再び女性宅に上がる行動も含め、不貞関係を裏付けるには十分な内容でした。
依頼者様にご報告した際、「やっぱり、という気持ちと、信じたかった気持ちが混ざって…」と涙を流されながらも、「知れてよかったです」と前を向こうとされていたのが印象的でした。
アフターサポート
報告書をお渡しした後、依頼者様は一旦深呼吸をされながら静かに資料を読み進めていました。
写真に写る夫と隣人女性の姿を見て、時折こみ上げる感情を抑えるように目を伏せながらも、冷静に現実を受け止めようとされていたのが印象的でした。「隣の奥さんとは、子ども同士も仲が良かったんです…それを思うと、悔しさよりも虚しさのほうが大きいです」と話されていた姿に、私たちも胸が締めつけられる思いでした。
依頼者様はすぐに感情的に動くことはせず、お子様の心への影響も考慮しながら、慎重に今後の方針を考えたいとおっしゃっていました。
そこで弊社では、提携している信頼性の高い法律事務所を複数ご紹介し、それぞれの弁護士と面談したうえで、ご自身に合うサポート体制を選んでいただきました。慰謝料請求の方針だけでなく、相手女性への接触禁止の内容や、法的拘束力のある誓約書の準備も視野に入れて進めていく形となりました。
また、ご近所という極めてデリケートな状況を踏まえ、相手方への接触方法や第三者を通じた通知の段取り、地域内での波紋を最小限に抑える戦略についても細かくアドバイスさせていただきました。依頼者様は「騒ぎを大きくしたいわけではないけれど、子どもにとって安心な環境を守ることが一番大事」と、母親としての強い責任感を持って対応されていました。
最終的に、旦那様としっかりと向き合う場を設け、子どもの前では見せなかった感情もすべてぶつけたそうです。旦那様も最初は言い訳に終始していたものの、証拠と依頼者様の覚悟に気圧され、不貞の事実を全面的に認め、謝罪と誓約書への署名に応じたとのことです。
依頼者様からは「まだすぐには許せないけれど、私自身がこの出来事に飲み込まれないよう、前を向いていたい」とご連絡をいただきました。私たちも、これからの生活が少しでも穏やかで心安らぐものになるよう、今後も必要に応じて寄り添ってまいります。
物理的な距離が近いからこそ、感情的な境界線も曖昧になりがちなご近所トラブル。今回のように「まさか、すぐ隣の人が…」というケースは決して珍しくありません。違和感や小さなサインを見逃さず、冷静に事実を確認することが、自分と家族を守るための第一歩です。
RESTART探偵事務所では、近隣関係にも配慮した慎重な調査と、法的・精神的なアフターサポートを徹底しています。人には言いづらいお悩みこそ、私たちにご相談ください。