旦那の出張に隠された秘密

浮気調査をお問合せした経緯
今回ご相談いただいたのは、40代の女性依頼者様です。
ご主人は地方への営業出張が多く、毎月2〜3回は宿泊を伴う出張に出ており、「仕事が忙しいのだから仕方ない」と当初は深く疑っていなかったそうです。
ところがここ半年ほどでその頻度が急に増え、出張先での滞在時間や帰宅時間、さらには連絡の取りにくさに違和感を覚えるようになったといいます。
特に気になったのは、以前は出張先から写真付きで送ってくれていた出張先の様子が、ぱったりと送られてこなくなったこと。
さらに、ビデオ通話の提案をすると「電波が悪い」「会議中だから無理」などと曖昧に断るようになったことでした。依頼者様は「何か隠しているのではないか」と疑念を抱きはじめたと語ります。
また、出張前の準備にも変化が現れ、急に高級な下着や香水を購入するようになったり、以前より入念に身だしなみを整えている様子が目につくようになったそうです。
そしてある日、決定的だったのが、出張のはずの日に偶然出先でママ友と立ち話をしていたところ「今日、〇〇でご主人に似た人を見たよ」と言われたことでした。
依頼者様はその場所が出張先とは全く方向違いの観光地であることを知っており、確信を持ったといいます。「このまま曖昧な状態で過ごすよりも、事実を知ってきちんと向き合いたい」との思いから、当社へ調査をご依頼いただきました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 40代 | 会社員 |
対象者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 40代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・夫の行動確認 ・自宅住所の判明 |
調査期間 | ・5日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
依頼者様からは、出張と称して夫が家を空ける特定の曜日と行き先、さらに怪しいと思われる出張スケジュールを複数ご提供いただきました。
調査はそのうち、特に直近で予定されていた「2泊3日の関西出張」に絞って開始することに。ご主人の出発から帰宅までの全行程を追跡するため、駅や空港、宿泊予定先など複数のポイントに調査員を配置し、車両と徒歩による尾行を組み合わせた調査体制を整えました。
調査開始
調査スケジュール
7:00 |
対象自宅から、本日の調査を開始する。 対象は、スーツケースを持って同宅を出て、徒歩にて移動する。 |
7:20 |
対象は自宅最寄り駅に到着し、ホームにて電車を待っている様子である。 その後、品川駅方面の電車に乗車する。 |
8:00 |
対象は品川駅にて降車し、新幹線改札方面に移動する。 |
8:10 |
対象は、新幹線改札付近にて立ち止まり、携帯を操作している様子である。 |
8:15 |
対象は、女性と合流する。その後、対象と女性は新幹線改札を通り、関西方面の新幹線ホームに移動する。 ※女性もキャリーケースを持っている。 |
8:30 |
対象と女性は、新大阪行きの新幹線に乗車する。 新幹線内では、隣同士で座り、雑談している様子である。 |
10:40 |
対象と女性は、指定された出張先と異なる駅にて降車する。 |
10:55 |
対象と女性は、改札を通り、改札を出る。 その後、タクシーに乗車する。 |
11:30 |
同タクシーは、観光地付近にあるホテルに停車し、対象と女性は降車する。 その後、同ホテルに入り、荷物を預けている様子である。 |
11:35 |
対象と女性は、同ホテルを出ると、徒歩にて移動する。 ※対象と女性は手を繋いで歩いている様子から、女性を以降、相手女性と記す。 |
11:50 |
対象達は、付近の観光地に到着し、施設を観覧したりしている様子である。 |
13:00 |
対象達は同施設を出ると、徒歩にて移動し、付近の定食屋に入る。 ※対象達は腕を組んで歩いている様子である。 |
14:10 |
対象達は同定食屋を退店すると、タクシーに乗車し、走行する。 |
14:45 |
同タクシーは、イベント会場に到着し、対象達は降車する。 その後、対象達はイベント会場に入る。同イベント会場では、野球の試合が行われる様子である。 ※依頼者の申し合わせにより、本調査を一時中断する。 |
19:00 |
対象達宿泊ホテル近郊にて、調査を再開する |
21:30 |
対象達は同ホテルに入り、受付にて手続きをしている様子である。 |
21:35 |
対象達は客室行きエレベーターに乗る。 その後、対象達は同室に入る。 |
23:00 |
これまで、状況に変化は見られない |
翌日 11:00 |
対象達は、同ホテルをチェックアウトし、ホテル前に停車しているタクシーに乗車する。 |
11:40 |
同タクシーは主要駅前にて停車し、対象達は降車する。 その後、対象達は主要駅内に入る。 |
12:10 |
対象達は駅付近を散策した後、郷土料理店に入店する。 |
13:00 |
対象達は同料理店を出て、新幹線改札口方面に移動する。 |
13:30 |
対象達は、新幹線改札を通ると、東京行きの新幹線に乗車する。 |
14:40 |
対象達は、途中の観光地の駅にて降車する。 |
15:00 |
対象達は、改札を通り駅を出ると、タクシーに乗車する。 |
15:20 |
同タクシーは、温泉街にて停車し、対象達は降車する。 その後、対象達は徒歩にて移動し、旅館に入る。 対象は受付にてチェックインをしている様子である。 |
15:30 |
対象達は客室に入る。 |
17:00 |
対象達は、同旅館を出て、徒歩にて移動する。 温泉街を散策している様子である。対象達は浴衣姿で行動しており、土産物店等を見ている様子である。 |
19:00 |
対象達は、同旅館に戻る。 |
23:00 |
これまで状況に変化は見られない。 |
翌日 10:00 |
対象達は同旅館をチェックアウトし、タクシーに乗車する。 同タクシーは、主要駅方面へ走行する。 |
10:30 |
同タクシーは、主要駅前にて停車すると、対象達は降車する。 その後、対象達は駅構内に入る。 |
11:20 |
対象達は、東京方面の新幹線に乗車する。 |
調査報告
報告書をお渡しした際、依頼者様は開口一番「やっぱり…」と呟かれました。旅館前で手をつないで歩くご主人と女性の姿、浴衣姿で観光を楽しむ様子、そして旅館内でくつろぐ姿まで、調査写真には明らかに恋人同士の関係性が写し出されていました。依頼者様は時折目を伏せながらも、静かに写真をめくっていきました。
「ここ半年、あの人家ではそっけなかった。笑顔も少なかったのに。」と、写るご主人の表情を見て語られたその言葉に、積もっていた寂しさが滲み出ていました。
怒りよりも失望、悲しみよりも諦めのような表情で、「これでやっと現実と向き合える」と決意された様子でした。
アフターサポート
調査結果を受け、依頼者様はご自身の中でさまざまな感情を整理しながら、当社が提携する弁護士との面談を希望されました。
最初は「証拠さえ見れば気持ちも固まるはず」と冷静にお話しされていた依頼者様でしたが、弁護士との面談の中で、改めて夫婦関係の現状と今後の選択肢に向き合うことで、複雑な気持ちが押し寄せてきたと語られていました。
ご主人の不貞行為について、証拠を元に誠実な話し合いの場を設けることが重要だと判断され、弁護士立会いのもと、離婚協議に入ることを決意されました。相手女性の素性や接触の頻度についても調査で明らかになっていたため、慰謝料請求の根拠としても強固な材料となり、話し合いは円滑に進んだようです。
ご主人は当初、言い逃れを試みたものの、証拠を突きつけられると観念した様子で事実を認め、謝罪。相手女性も社会的立場を守るためか、速やかに慰謝料の支払いに応じました。
最終的には、依頼者様が望むかたちでの協議離婚が成立し、財産分与や養育費に関しても弁護士の助言を受けながら適切に取り決められました。
依頼者様は「一時はすべてを失ったような気持ちでしたが、今は静かな安心感があります」とおっしゃっており、現在は新たな生活を一歩ずつ築き直しているご様子です。
再出発に向けて、引っ越しや再就職などの手続きにも積極的に取り組まれており、生活の再構築が着実に進んでいます。
信じていた「出張」の言葉の裏に、まさかそんな裏切りが潜んでいるとは。今回のケースは、夫の些細な言動の変化を見逃さなかった依頼者様が、真実を知り、自らの人生を取り戻すために勇気ある一歩を踏み出された事例です。
出張や仕事を理由に不自然な行動を繰り返すパートナーに対し、違和感を抱いた時点で「気のせい」で済ませず、一度立ち止まって見つめ直すことが大切です。
調査は真実を明らかにするだけでなく、自分自身を守るための手段にもなります。
もしあなたが今、同じように心にモヤを抱えているのなら、どうか一人で悩まず、私たちにご相談ください。あなたの心に寄り添い、最善の選択肢をご提案いたします。