風俗通いは不倫になる?法律・慰謝料・離婚の可能性を徹底解説

風俗通いと不倫の境界線

1. 風俗通いは不貞行為に該当するのか?法律上の定義と現実
「風俗に行っただけで不倫?」という疑問は、多くの依頼者様から寄せられます。感情的には裏切りと感じる人がほとんどですが、法律的にはどうなのでしょうか?
日本の民法770条では、離婚事由の一つとして「不貞行為」が明記されています。この「不貞行為」とは、一般的に配偶者以外の異性と自由意思で性的関係(肉体関係)を持つことを指します。問題は、風俗サービスの内容がこの「肉体関係」に該当するかどうかです。
たとえば、ヘルスやデリヘルのようなサービスでは、挿入行為(いわゆる本番行為)は法律上禁止されており、「性風俗」としては成立していないとされます。つまり、「グレーゾーン」なのです。しかし、実態として本番行為が行われているケースもあり、それを証明できれば、不貞行為として認定される可能性があります。
また、たとえ本番がなかったとしても、風俗通いが配偶者に精神的苦痛を与えていた場合には、「婚姻を継続し難い重大な理由」として離婚が認められる例もあります。
つまり、風俗通いは「絶対に不貞行為になる」わけではありませんが、状況や証拠の有無によっては、法的責任を問われる可能性があるのです。
2. 風俗通いが離婚理由になる場合とならない場合
風俗通いが離婚の原因になるかどうかは、実は非常にケースバイケースです。裁判所の判断では、風俗利用の有無だけでなく、以下のような周辺事情が総合的に考慮されます。
- 利用頻度:月に何度も通っている、常習性がある場合は悪質と判断されやすい
- 嘘や隠蔽:風俗に行ったことを隠していた、虚偽の説明をしていた場合
- 経済的影響:家計を圧迫するほどの出費をしていた
- 精神的苦痛:配偶者が強いストレスや不安を抱えていた
- 婚姻関係の実態:すでに夫婦関係が破綻していたかどうか
特に重要なのは、風俗通いによって夫婦関係にどれだけの悪影響が出たかです。裁判所は感情論ではなく「事実」に基づいて判断するため、主観的な怒りだけではなく、証拠と客観的な事情の提示が必要になります。
なお、一度の風俗利用では離婚が認められないこともありますが、それでも夫婦の信頼関係が崩れる大きなきっかけとなることは間違いありません。
3. 風俗通いによる慰謝料請求は可能?認められる条件と相場
慰謝料とは、精神的苦痛に対する損害賠償です。不倫によって受けた心の傷が大きいと判断された場合、相手に金銭的責任を問うことができます。
では、風俗通いは慰謝料請求の対象となるのでしょうか?
答えは「条件次第で可能」です。以下のようなケースでは、慰謝料が認められる可能性があります。
- 本番行為があった証拠がある(動画・音声・LINEのやりとりなど)
- 常習的な利用で婚姻関係が破綻していた
- 精神的苦痛が明確に証明できる(診断書など)
- 嘘や暴言を繰り返していた記録がある
慰謝料の相場は、通常の浮気よりもやや低めで、20万円〜100万円前後と言われています。ただし、相手が風俗嬢など匿名性が高い相手の場合、相手女性には請求できないことがほとんどで、請求先は基本的に夫(配偶者)となります。
慰謝料を請求するには、証拠が命です。曖昧な感情論やあてずっぽうではなく、確実な証拠と法律的な根拠を持って臨むことが大切です。
具体的な対応策と証拠収集

4. 風俗通いの証拠を集める方法と注意点
風俗通いを「不貞行為」として成立させるには、その事実を裏付ける証拠が不可欠です。しかし、風俗の性質上、相手が特定できない、行動が曖昧、証拠が残りにくいといった特有の難しさがあります。
まずは以下のような物理的・デジタル証拠が有効です:
- クレジットカードの明細書(風俗店名や関連施設の利用履歴)
- 銀行の振込履歴(デリヘルや店舗型サービスの支払い)
- スマホの位置情報(特定エリアに定期的に滞在していた記録)
- 検索履歴・閲覧履歴(風俗店名や料金、予約サイトなど)
- チャットアプリ・LINEのやり取り(嬢や店舗スタッフとの接触)
- 店舗のレシート・ポイントカードなどの物的証拠
一方で、証拠を集める際には**「違法収集」にならないよう注意**が必要です。たとえば、配偶者のスマホを無断で開いてLINEを盗み見る、GPSを勝手に取り付けるなどの行為は、プライバシー侵害や不正アクセス禁止法に抵触するリスクがあります。
また、SNSでの告発や晒し行為も名誉毀損に該当する可能性があり、逆にこちらが訴えられる恐れもあるため絶対に避けましょう。
合法的かつ効果的に証拠を得るには、探偵の調査が最も確実です。プロの調査員は、尾行・張り込み・報告書作成をすべて法的に正しく行い、裁判でも使える強力な証拠を揃えてくれます。
5. 探偵事務所に依頼するメリットと選び方
「風俗通いの証拠を集めたいけれど、自分でやるのは怖い・難しい」——そう思う方がほとんどです。その場合、探偵事務所への依頼が最も安全で確実な選択肢です。
探偵に依頼する5つのメリット
- 法的に有効な証拠が得られる
裁判でも通用する撮影・報告書を作成し、慰謝料請求や離婚手続きで圧倒的な優位に立てます。 - 尾行・張り込みのプロ
行動調査のプロが対象の動きを把握し、風俗店への出入りや店舗前での待機などを正確に記録します。 - トラブル回避のための知識が豊富
違法にならない方法を熟知しており、依頼者がトラブルに巻き込まれないよう配慮されます。 - 秘密厳守・即日対応
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中には調査時間5,000円〜という業界最安水準の探偵社もあり、安心して依頼できます。
探偵事務所選びで注意すべきポイント
- 料金が不透明でないか(追加請求の有無)
- 報告書のサンプルを見せてくれるか
- 弁護士との連携実績があるか
- 口コミや評判が良好か
RESTART探偵事務所では、LINEから匿名相談・24時間受付で対応可能。料金も調査1時間5,000円〜でスタートし、明朗な見積もりをご提示しています。
6. 風俗嬢への慰謝料請求は可能か?法律の壁と実際の対応
「風俗の相手にも責任を取ってもらいたい」——その気持ちは理解できますが、実際には風俗嬢個人に慰謝料請求できるケースはごく稀です。
法的に慰謝料請求が成立するには、相手側が以下2点を満たしている必要があります:
- 相手が既婚者だと知っていた
- その上で肉体関係を持った(不貞行為)
しかし、風俗嬢は業務の一環としてサービスを提供しているため、相手が既婚かどうかを確認していないのが通常です。つまり、「不法行為における故意・過失」が成立しにくいのです。
また、そもそもサービス内容が「本番禁止」であれば、不貞行為の証明が極めて困難となります。そのため、風俗嬢への慰謝料請求は現実的ではなく、夫(パートナー)本人に責任を求める方が圧倒的に効果的です。
7. 風俗通いを理由に離婚する際の流れと現実的なプロセス
風俗通いによる離婚も、通常の浮気と同様に**「協議離婚→調停離婚→裁判離婚」**のステップを踏みます。感情的に突き進むと逆に不利になることもあるため、冷静な準備が重要です。
離婚までのステップ:
- 証拠を集める(まずは確実な記録)
- 法律の専門家・探偵に相談(戦略を立てる)
- 相手に話し合いを申し入れる(感情を整理して)
- 合意できた場合は協議離婚で離婚届提出
- 合意できなければ家庭裁判所に調停を申し立て
- さらに合意できなければ裁判離婚に進む
どのステージでも「証拠の強さ」がカギを握ります。調停や裁判に進む前に、冷静な準備と戦略を立てておくことが、心身のダメージを最小限に抑える方法です。
8. 慰謝料請求を成功させるための3つのポイント
風俗通いに対して慰謝料を勝ち取るには、以下の3点が極めて重要です:
① 不貞行為を裏付ける明確な証拠
写真・動画・音声・履歴など、裁判官が見て納得する客観的資料が必要です。曖昧な証言や感情だけでは足りません。
② 精神的苦痛の裏付け
日記・カウンセリング記録・診断書などがあると、「どれだけ傷ついたか」が明確に伝わります。
③ 適法な調査と冷静な対応
違法に取得した証拠は裁判で無効になるリスクがあり、さらに相手から逆訴訟されることも。専門家と連携し、法的に通用する方法で準備しましょう。
まとめと再出発へのステップ

9. 風俗通いによる夫婦関係の修復は可能か?再構築のために必要なこと
風俗通いが発覚した時、多くの方が「離婚しかない」と考えますが、すべてのケースで離婚が最善とは限りません。信頼を裏切られた苦しみは計り知れませんが、一方で、「やり直したい」「子どものために関係を修復したい」と思う方も少なくありません。
修復を目指す場合、まず必要なのは相手が心から反省しているかを見極めることです。そして、以下のようなステップが効果的です:
- 話し合いの場を設ける(感情的にならず冷静に)
- 行動改善を具体的に求める(出入り記録の開示や家計の見直しなど)
- 第三者のサポートを受ける(夫婦カウンセリングや弁護士の同席)
- 書面による再発防止誓約などの「形」に残す取り組み
大切なのは、「何となく許す」のではなく、明確なルールと誠意ある態度を確認することです。
修復に踏み切るのであれば、自分自身の心のケアも並行して行ってください。信頼を取り戻すには時間がかかりますが、歩み寄りの努力を続けることで、かつての絆を取り戻すことも可能です。
10. 離婚後の生活設計と心のケア
離婚を決意した場合、次に待っているのは「新しい生活」です。経済面・精神面・子育てなど、人生の再スタートには多くの不安が伴います。
まずは以下のような準備をおすすめします:
- 離婚協議書の作成(財産分与・親権・養育費・慰謝料など)
- 公正証書化による法的拘束力の確保
- 転居や名義変更など事務手続きの整理
- 精神的サポートの確保(心理カウンセリングや支援機関の活用)
- 仕事や収入面の自立計画
また、「こんなことで悩んでいたのは自分だけじゃなかった」と気づけるようなコミュニティや支援制度の活用も、心の安定に大きく寄与します。
「離婚は失敗ではなく、新しい人生の選択肢」——そう前向きに捉え、今後の人生設計に希望を持って進んでいきましょう。
11. まとめ:風俗通いと不倫問題に立ち向かうために大切なこと
この記事では、風俗通いが不貞行為に該当するかどうか、その法律的な立ち位置や慰謝料・離婚への影響、そして証拠収集や対処法について解説してきました。
最後に、最も大切なことをお伝えします。
💡我慢しないでください。感情を押し殺さないでください。あなたが感じた「苦しさ」は、十分すぎるほどの正当な理由です。
風俗通いという行為は、たとえ法律上グレーであっても、「信頼関係」という夫婦の土台を大きく揺るがします。そして、何よりその苦しみを一人で抱え込む必要はありません。
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