消えた家出少年の軌跡
人探し調査をお問合せした経緯
今回のご依頼は、息子さんが突然家を出て行方不明になったという40代の母親からのものでした。
発端は、高校での人間関係や進路をめぐる親子間の対立でした。
息子さんは数日前から「一人になりたい」と言葉を漏らしていたものの、母親はそれが深刻なサインだとは気づけなかったそうです。
失踪当日、部屋には普段持ち歩かないリュックだけがあり、財布と携帯だけを持って家を出た形跡がありました。
母親は自力で探そうとしましたが、学校や友人たちに聞いても有力な情報は得られず、不安に押しつぶされそうな中で弊社に相談されました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 性別 | 職業 |
母親 | 40代 | 女性 | 主婦 |
対象者 | 年齢 | 性別 | 職業 |
息子 | 17歳 | 男性 | 高校生 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・息子の場所を特定し、安全御確認する ・家出の理由を知り、家族で再び向き合いたい |
必要証拠 | ・居場所を示す証拠 ・誰と過ごしているのかを特定する |
調査期間 | ・5日間 |
調査方法 | ・SNS調査、聞き込み調査、尾行 |
調査概要
調査事前準備
依頼者様から提供された息子さんの特徴やSNSアカウント、持ち出した荷物のリストを基に、行動パターンを予測しました。
また、息子さんがよく訪れていた場所や、家出前に親しくしていた友人についてもリストアップし、調査を開始しました。
調査開始
調査スケジュール
1日目 9:00 |
自宅周辺での聞き込み調査を開始。 |
11:00 |
最寄り駅周辺の防犯カメラ映像を確認。最新の対象者の姿は映っていないことを確認する。 |
14:00 |
対象者ののSNSアカウントを分析し、過去の投稿から特定のエリアへの関心が見られる。 |
18:00 |
SNSにタグ付けされていた友人に接触。友人から東京都内のネットカフェに滞在している可能性を得る。 |
2日目 10:00 |
東京都内のネットカフェを訪問。特徴に合する人物を目撃したとの情報を得る。 |
15:30 |
対象者を確認する。声をかけてみるも、逃げられてしまう。 |
16:30 |
周辺の公園やコンビニで再び捜索する。 |
20:00 |
対象者が、連日行っているネットカフェに戻ったとの情報を得る。 再訪問で無事に対面に成功した。 |
調査報告
完成した報告書を依頼者様にお渡しし、息子さんと直接会話する場を設けました。
息子さんは最初は強い警戒心を見せましたが、母親の真摯な想いに触れて徐々に心を開き、「もう一度家族として向き合いたい」と話してくれました。
アフターサポート
息子さんの精神的ケアをサポートするため、信頼できる心理カウンセラーをご紹介しました。
また、依頼者様には、家族間のコミュニケーションを改善するためのアドバイスやカウンセリング手法をお伝えしました。
今回のケースでは、早期対応が安全確保につながりました。
家庭内での問題が背景にある場合でも、解決の糸口を見つけることが可能です。
同じような悩みを抱えている方々へ、私たちの経験とサポートが力になることをお伝えしたいと思います。
一人で悩まず、まずはご相談ください。