発覚した遠距離浮気

浮気調査をお問合せした経緯
今回ご相談いただいたのは、20代後半の女性のお客様。お相手の男性とは大学時代から交際を続けており、就職後に遠距離恋愛へと変化しました。初めのうちは順調だったものの、ここ数ヶ月で彼の態度が急変。連絡の頻度が減り、「仕事が忙しい」と電話も出なくなる日が増えたとのことでした。
さらに、SNSの投稿も極端に減り、生活の様子が見えなくなったことに不安を感じたとのこと。「結婚を考えていることもあり、このまま信じ続けるべきか、それとも何か裏があるのか知りたい」と、ご自身でも相当悩まれた末に、当社へご相談くださいました。
遠距離という物理的な距離があるからこそ、目の届かないところで何が起きているのか。お客様は、「白黒つけて気持ちを整理したい」という強い思いで調査をご決断されました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 20代 | 会社員 |
対象者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 20代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・彼氏の行動確認 ・相手の特定 |
調査期間 | ・5日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
事前のヒアリングでは、対象者の勤務先や自宅、過去の行動パターン、SNSでの不審な点など、できる限りの情報をご提供いただきました。
今回は「週末に会いに行く予定がキャンセルになった」という日を調査日に設定。お客様とも綿密に連絡を取り、対象者に疑われないよう事前連絡も控えていただくなど、ご協力をいただきました。
限られた情報でも、遠距離特有のパターンを想定した調査計画を立て、スムーズな実施体制を整えました。
調査開始
調査スケジュール
18:00 |
対象勤務先より本日の調査を開始する。 対象は、女性と一緒に勤務先を出る。 対象と女性は手を繋いで歩いていることから、以降女性を相手女性と記す。 |
18:15 |
対象と相手女性は、付近の居酒屋に入る。 ※対象達は親密そうに会話をしている様子である。 |
20:00 |
これまで状況に変化は見られない。 |
20:40 |
対象達は、同居酒屋を退店し、駅方面へ徒歩にて移動する。 |
20:50 |
対象達は駅構内に入り、改札を通り電車に乗車する。 |
21:10 |
対象達は、電車を降車し、改札を出る。 |
21:15 |
対象達は、駅付近のスーパーに入る。 お菓子や酒類を購入している様子である。 |
21:20 |
対象達は、同スーパーを出ると徒歩にて移動する。 |
21:25 |
対象達は、マンションに入る。 相手女性が鍵を開けたことから、相手女性宅と推測される。 |
23:00 |
これまで、状況に変化は見られない。 |
2日目 13:30 |
対象達は相手女性宅マンションを出て、徒歩にて移動する。 その後、付近のバス停からバスに乗車する。 |
13:50 |
対象達はショッピングセンター前の駅にて降車し、ショッピングモールに入る。 |
15:00 |
対象達は、複数店舗を周り、買い物をしている様子である。 ※対象達は手を繋いだり、腕を組みながら歩いている様子を確認する。 |
17:05 |
対象達は同ショッピングモールを出て、相手女性宅方面のバスに乗車する。 |
17:30 |
対象達は、相手女性宅付近のバス停にて降車し、徒歩にて移動する。 その後、相手女性宅に入る。 |
20:00 |
これまで、状況に変化は見られない。 |
3日目 10:00 |
対象達は相手女性宅から出る。 対象と相手女性は、同マンション前にてハグやキスをしている様子である。 その後、対象達は離別し、対象は駅方面に徒歩にて移動する。 |
10:20 |
対象は、駅構内に入り、自宅方面の電車に乗車する。 |
10:50 |
対象は対象最寄り駅にて降車し、改札を出る。 |
調査報告
調査終了後、報告書をお客様に提出いたしました。報告書には、対象者と女性の合流場所や移動経路、立ち寄った店舗、滞在時間などを時系列で整理。第三者が見ても明確に交際関係と判断できる内容でした。
特に決定打となったのは、2日間にわたり同一女性と宿泊・外出・キスといった親密な行動が確認された点です。
アフターサポート
調査報告書をお渡しした際、お客様はページをめくるごとに何度も深くうなずき、静かに涙を流されていました。
「やっぱりそうだったんですね……」と、覚悟はしていたものの、実際に証拠を目の当たりにして気持ちが整理できたとお話しくださいました。
当初は「問い詰めて別れるつもり」とおっしゃっていましたが、浮気相手との関係が継続的だった点や、信頼関係が完全に崩れてしまったことから、「慰謝料も含めてきちんと責任を取らせたい」と考えが変わっていきました。
その後、お客様ご自身で彼と話し合いを行い、交際を解消。浮気相手に対しては、法的措置(慰謝料請求)も視野に入れ、当社が提携する弁護士をご紹介いたしました。
あわせて、精神的ケアの一環としてカウンセラーの無料初回セッションもご案内。
「彼との結婚も視野に入れていたので、何も知らずに不安なまま過ごして結婚するより、真実を知って自分の人生を取り戻せてよかった」と、前向きなご報告をいただいております。
遠距離恋愛では、相手の生活が見えづらいため、不安を抱えやすい傾向があります。だからこそ、違和感を放置せず、事実を確認することが何よりも大切です。
今回の調査を通じて、お客様は真実を知ることで自分の気持ちと向き合い、前へ進む決断をされました。
「信じたいけれど、何か引っかかる」