部活顧問同士の知られざる密会

浮気調査をお問合せした経緯
今回ご相談いただいたのは、40代の女性のお客様からです。夫は地元の中学校に勤務する教員で、以前は生徒や保護者からも信頼される熱心な教師でした。
しかし、ここ数ヶ月、夫の様子が急変したそうです。帰宅時間が遅くなり、「職員会議が長引いている」「生徒指導で残っている」といった理由が増えました。
さらに、休日出勤が増え、家でもスマートフォンを肌身離さず、妻に見られないよう画面を隠すようになりました。
不審に思ったご依頼者様が、夫のスマートフォンを偶然見てしまったところ、同じ学校に勤務する若い女性との親密なメッセージのやり取りを発見。
メッセージには、学校行事の準備を口実にした休日の密会や、学校の職員室や会議室での二人きりの時間を利用した会話などが記されていました。さらに決定的なのは、「来週の出張、二人で過ごせるのが楽しみ」という内容でした。
夫の裏切りと、生徒たちの学びの場である「学校」を私的な不倫の場にしていたという事実に、ご依頼者様は深い絶望を感じました。問い詰めても嘘をつき続ける夫に対し、今後の生活、特に職場の公的信頼を失わせずに真実を明らかにするため、確実な証拠が必要だと感じ、弊社にご相談いただきました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 40代 | 会社員 |
対象者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 40代 | 教務員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・夫の行動確認 ・相手の特定 |
調査期間 | ・3日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
ご依頼者様からの詳細なヒアリングに基づき、教員という特殊な職業柄、細心の注意を払った調査計画を策定しました。不倫の証拠を掴むことはもちろんですが、学校や生徒、保護者に迷惑がかからないよう、極めて慎重に調査を進める必要がありました。
夫の出勤・退勤時間、学校行事のスケジュール、そして不倫相手の女性教員の情報(名前、学年、部活の顧問状況など)を詳しく伺いました。特に、メッセージに記載されていた「出張」の日程は、不貞行為の証拠を掴む最大の機会であると判断し、その日を重点的に調査することに決定。ご依頼者様には、調査の過程で学校周辺や自宅周辺で目撃されることのないよう、最大限の配慮をすることをご説明しました。
調査開始
調査スケジュール
1日目(出張日) 08:00 |
対象勤務先から本日の調査を開始する。 対象が出勤するところを確認する。 |
09:30 |
対象は、対象が顧問を務める部活の生徒と、副顧問と思われる女性教員と、バスに乗車する。 |
11:30 |
同バスは合宿場に到着し、対象達は降車する。 その後施設内に入る。 |
15:00 |
対象と女性教員は、部活の様子を見ている様子である。 |
17:00 |
女性教員は単身にて車に乗車し、移動する。 その後、合宿場に戻ると、施設内に入る。 |
18:00 |
対象は練習を終えると、生徒たちと施設内に戻る。 |
21:00 |
これまで、状況に変化は見られない。 |
23:30 |
対象は、単身にて同施設を徒歩にて出る。 その後、同施設付近の公園にて休憩している様子である。 |
23:50 |
女性教員が、同公園に現れ、対象と合流する。 対象と女性教員はハグをしている様子を確認する。 ※以降、女性教員を相手女性と記す。 |
00:00 |
対象達は、同公園にて談笑している様子である。 その後、対象達はキスをしている様子を確認する。 |
00:30 |
対象達は、単身ずつ同施設に戻る。 |
2日目 8:00 |
対象と生徒達は朝練習をしている様子である。 |
10:00 |
対象と生徒達は朝練習を終えると、同施設内に戻る。 |
12:00 |
対象と相手女性と生徒達は、バスに乗車し対象勤務先である学校方面に移動する。 |
14:00 |
対象と相手女性と生徒達は、対象勤務先に到着し、荷下ろしや片付けをしている様子である。 |
15:30 |
生徒達が帰宅をする。 対象と相手女性は、学校に残っている様子である。 |
16:30 |
対象と相手女性は学校を出て、対象車両に相手女性が乗車する。 対象車両は移動する。 |
17:00 |
対象車両はラブホテルに入る。 対象と相手女性は降車し、同ラブホテルに入室する |
19:30 |
対象と相手女性は同ホテルからでて、対象車両に乗車する。 |
20:00 |
対象車両は、アパート前にて停車し。相手女性は降車する。 その後、相手女性は同アパートに入ったことから、相手女性宅と判明する。 |
20:10 |
対象車両は自宅方向に走行する。 |
調査報告
今回の調査では、ご依頼者様の夫と職場の女性教員が、継続的かつ計画的な不貞行為を繰り返していた事実が、動かぬ証拠をもって明らかになりました。
最も重要な証拠となったのは、出張中、深夜に生徒に隠れて密会している様子や、学校に帰宅後、対象車両にてラブホテルに行く様子がしっかりと記録できました。
また、休日のデートの様子や、学校周辺での密会についても記録し、ご依頼者様が持つLINEのやり取りの内容と一致する行動を確認しました。これにより、夫の不倫が単なうる気の迷いではなく、職場という公的な環境を利用した悪質なものであることが立証されました。
アフターサポート
調査報告書をお渡しした際、ご依頼者様は深いため息をつきながらも、「これで全てが白黒ついた」と、張り詰めていた気持ちが少し緩んだ様子でした。しかし、夫と相手女性が教師という公的な立場にあるため、今後の対応について非常に強く悩まれていました。
私たちは、ご依頼者様の気持ちに寄り添い、今後の選択肢について丁寧に説明しました。特に教員の場合、不貞行為が公になれば職場の信用問題に関わるため、慰謝料請求や離婚交渉を有利に進めるための強力なカードになることをお伝えしました。
そして、その証拠を最大限に活かすため、教員同士の不倫問題に強い専門の弁護士をご紹介。弁護士を交えた話し合いの中で、夫への慰謝料請求だけでなく、不倫相手の女性教員への請求、そして今後の離婚後の生活設計について、具体的な戦略を立てることができました。
ご依頼者様は、「探偵さんに相談したおかげで、冷静に次の人生を考えられるようになった」と、力強い決意を語ってくださいました。
教員という職業柄、職場の不倫は、家庭だけでなく社会的な信頼をも揺るがす重大な問題です。生徒の学びの場を私的な感情で汚す行為は決して許されるものではありません。
もし、パートナーの教員が不審な行動を取り始めたら、感情的にならず、まずは専門家にご相談ください。
私たちは、あなたの生活と権利を守るため、極秘かつ慎重に真実を明らかにし、その後の交渉や法的措置まで、全力でサポートいたします。