知らぬ間に不倫相手に。マッチングアプリで出会った人の本当の素顔

浮気調査をお問合せした経緯
今回ご相談をくださったのは、20代後半の女性依頼者様からでした。出会いはマッチングアプリで、相手の男性はプロフィール上「バツイチ・子なし」と記載されていました。
見た目も好印象で会話も誠実、付き合うまでに時間はかからなかったそうです。
付き合い始めた当初は、仕事終わりにディナーやドライブ、休日の午後に少しだけ会うなど、短い時間でも頻繁に連絡を取り合い、楽しい日々が続いていました。ただ、どんなに親密になっても家に呼んでくれない、写真を撮ろうとすると軽く拒まれる、連絡が取れない時間帯が毎回決まっているなど、そんな小さな違和感が徐々に積み重なっていったといいます。
ある日、友人に相談したところ「それ、もしかして彼って既婚者じゃない?」という話を耳にし、衝撃を受けた依頼者様。最初は「そんなはずない」と否定したものの、思い返すと矛盾の多い言動が気になり始め、「もしかして私、不倫相手だったのかもしれない」と強い不安に襲われました。
このまま彼を問い詰めて嘘をつかれても本当のことは分からない。真実を知って、自分の立場をきちんと把握したいという強い思いから、弊社にご相談をいただきました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 20代 | 会社員 |
対象者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 30代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・彼氏の行動確認 ・自宅住所の判明 |
調査期間 | ・5日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
対象男性の勤務先や生活ルーティン、移動手段などをヒアリング。
男性は公共交通機関で通勤しており、毎週水曜日と土曜日の夜に予定が入ることが多かったため、そのスケジュールを軸に調査を実施しました。
調査開始
調査スケジュール
18:00 |
対象勤務先から、本日の調査を開始する。 |
18:10 |
対象は、勤務先から退勤し、駅方向へ徒歩にて移動する。 |
18:15 |
対象は、情報の最寄り駅から数駅離れた駅にて降車し、改札を出る。 |
18:30 |
対象は、駅近くのスーパーに入る。対象は、惣菜や子供用のお菓子などを購入する。 |
18:55 |
対象は、同スーパーを出て徒歩にて移動する。 |
19:05 |
対象は、住宅街の一軒家に入り、鍵を使用して同宅に入る。その後、室内の灯が点灯する。 ※郵便ポストを確認している様子から、同宅は対象の自宅と判明する。 |
19:40 |
同宅に、女性と子ども1名が帰宅する。 |
21:00 |
これまで状況に変化は見られない。 ※依然、同宅には灯が点灯していることを確認する。 |
21:30 |
対象と子どもが室内で遊んでいる様子を窓越しに確認する。 |
22:10 |
対象は、同宅を出て徒歩にて移動する。 |
22:15 |
対象は、付近の公園にて電話をしている様子である。 ※情報より、この電話は依頼者との電話であることが判明する。 |
22:30 |
対象は電話を終えると、自動販売機にて飲み物を2つ購入し、自宅方向へ歩き出す。 |
22:35 |
対象は、対象自宅に帰宅する。 |
調査報告
調査の結果、対象男性には明確な家庭が存在しており、平日夜や週末の時間帯には妻と子どもと過ごしている様子が確認されました。
具体的には、平日の夜にスーパーで子ども用のお菓子や家庭用の惣菜を購入し、その後、住宅街の一軒家に帰宅。しばらくすると、子どもを連れた女性が帰ってきて、玄関先で鍵を使い自然に家へ入る様子が見られました。
窓越しには、男性が子どもと遊んでいる姿や、リビングで団欒するような光景も確認され、生活を共にしていることは明白でした。依頼者様に会っている時以外は、結婚指輪をしているところも確認しました。
依頼者様にご報告すると、「あんなに普通に笑っていた人が、家庭を持ちながら平気で私と付き合っていたなんて」と、強いショックを受けていらっしゃいました。
特に、お子さんと過ごす男性の姿を収めた写真をご覧になった際には、沈黙の後に「私、何のために信じてたんだろう…」と声を震わせながら涙をこぼされていました。
アフターサポート
依頼者様は「騙されていた」という気持ちと、「自分も加害者だったのかもしれない」という罪悪感の間で強く揺れ動かれていました。弊社ではまず心の整理を優先し、提携カウンセラーによるサポートをご案内。依頼者様は何度かの面談を通じて少しずつ気持ちを言葉にできるようになっていきました。
また、対象男性が既婚者である証拠が明確であったことから、弁護士のもとに相談をつなぎ、今後の対応についてアドバイスを受けていただきました。
依頼者様が加害者として慰謝料請求される可能性があるかどうか、知らなかったという事実がどこまで証明されるかなど、法律的観点からのリスクを整理し、今後の行動に備えて準備を進めました。
現在は、男性との連絡を完全に絶ち、ご自身の生活を見つめ直す時間を持たれています。「もっと早く気づいていれば…」と悔しさを滲ませながらも、「次はきちんと相手を見極めたい」と前を向かれていました。
現代ではマッチングアプリやSNSなど、出会いの場が多様化していますが、それと同時に“既婚者が独身を装って関係を築く”というトラブルも増えています。気づいたときには不倫相手にされていた、というケースも少なくありません。
今回のように、相手に家庭があるかどうかを確認する手段として、探偵の調査を活用するのも一つの選択肢です。事実を知ることで、感情的にではなく、冷静に「これからどうするか」を判断できるようになります。
RESTART探偵事務所では、「真実を知りたい」「自分の立場を確認したい」といったご相談にも丁寧に対応しております。相手を信じていたからこそ生まれる痛みを、少しでも和らげられるよう、全力でサポートいたします。