友情から愛情へ。浮気相手は妻の友達？
浮気調査をお問合せした経緯
今回ご相談をくださったのは、30代後半の男性依頼者様からでした。結婚して8年、子どもはおらず、共働きの夫婦生活を送ってきました。
奥様には学生時代からの親友であるA子さんがおり、頻繁に会ってはカフェに行ったり旅行に出かけたりと、かなり親しい関係だったといいます。
しかし、半年ほど前から奥様の様子に変化が見られ始めました。特に目立ったのは、A子さんと会う頻度が不自然に増えたこと。週末だけでなく平日の夜にも外出し、「A子と会ってくるね」とだけ言い残して出かけることが多くなったとのことでした。
さらに、帰宅時間が深夜を過ぎることもしばしば。問いただすと「話し込んでいた」「たまたま遅くなっただけ」と説明され、携帯は常にロックされており、目の前でLINEを確認されることも避けるようになったそうです。
そんなある日、依頼者様が偶然見かけたのは、奥様とA子さんが駅のホームで手をつないで歩く姿でした。
その光景が脳裏から離れず、「本当に友達同士の関係なのか？」という強い疑念を抱き、当社に調査のご依頼をいただきました。
調査依頼者の情報
| 依頼者 | 年齢 | 職業 |
| 男性 | 30代 | 会社員 |
| 対象者 | 年齢 | 職業 |
| 女性 | 30代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
| 依頼目的 | ・妻の行動確認 ・不貞の証拠 |
| 調査期間 | ・5日間 |
| 調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
過去の外出履歴と奥様の発言をもとに、外出が多い金曜日の夜を調査日と設定。
A子さんの勤務先や居住エリアの情報も併せて確認し、どのタイミングで合流するかを想定した上で、張り込みと尾行の体制を整えました。
調査開始
調査スケジュール
| 17:00 |
| 対象勤務先にて本日の調査を開始する。 |
| 18:10 |
| 対象は、対象勤務先を出て最寄駅方面に移動する。 |
| 18:15 |
| 対象は、駅に入り、都心方面の電車に乗車する。 |
| 18:40 |
| 対象は、都心部の駅にて降車し、改札を出る。 その後、情報の相手女性（A子さん）と合流し、腕を組みながら歩き出す。 |
| 18:45 |
| 対象達は、付近のカフェに入店する。 |
| 19:50 |
| 対象達は、同カフェを出て、人気の少ない路地裏を歩く。 ※対象達は、路上にてキスをすることを確認する。 |
| 20:00 |
| 対象達は、ラブホテルに入る。 |
| 00:00 |
| これまで、状況に変化は見られない。 |
| 01:00 |
| 対象達はラブホテルを出て、手を繋ぎ大通り方向へ移動する。 |
| 01:10 |
| 対象は、相手女性と別れ、タクシーに乗車する。 タクシーは自宅方面に走行する。 |
| 01:40 |
| 対象は、対象宅に帰宅する。 |
別日の調査では、対象はA子さんの自宅に出入りする様子が確認できました。
2人の様子も、友人関係とは思えないような親密度があり、特別な関係であることが確認できました。
調査報告
今回の調査で、奥様とA子さんがただの友人関係ではないことが明らかになりました。
二人は勤務後に駅で合流し、腕を組みながらカフェを訪れた後、人気の少ない裏路地を抜けてホテルに入室。約5時間を共に過ごし、退室後も親しげな様子で手をつなぎながら歩いていました。
これらの行動は、友人としての範疇を大きく超えており、明確に不貞関係を示す証拠として報告書にまとめられました。
依頼者様に報告書をお渡しした際、「正直、男女の不倫よりもショックだった」とおっしゃっていました。
友人関係という信頼が裏切られた事実が、精神的に大きなダメージとなっていたようです。
アフターサポート
調査結果を受け取った依頼者様は、はじめは動揺されながらも、「知ることで前に進める気がした」と冷静さを取り戻されていました。
法的対応をご希望とのことでしたので、同性間の不貞行為についても対応実績のある法律事務所をご提案しました。その後、慰謝料請求の手続きへと進むことになりました。
弁護士との相談の結果、A子さんに対して不貞の責任を追及し、慰謝料の請求が行われました。証拠が明確だったため、相手方は争うことなく支払いに応じ、請求は無事に完了したそうです。
一方で奥様との関係については、再構築を図るかどうか悩まれていましたが、「友達と嘘をついて愛人関係にあって、長い間裏切られたので、信頼が戻ることはもうない」とご判断され、離婚を前提とした話し合いに移行。
財産分与や今後の生活設計についても慎重に検討しつつ、現在は別居状態が続いています。
同性の親友と配偶者が不倫関係にある。
そんな衝撃的な事実は、誰にとっても受け入れがたい現実です。今回の調査では、信頼していたはずの“友情”の裏に隠された関係が明るみに出ました。
配偶者の行動に違和感を覚えたとき、それを見過ごすのではなく、事実を確認することで人生の選択肢が明確になります。調査によって得られた証拠は、ただの記録ではなく、依頼者様が未来に進むための支えとなるのです。
RESTART探偵事務所では、単なる調査にとどまらず、法的支援や心のケアまで包括的に対応し、一人ひとりの依頼者様に寄り添ったサポートを行っています。
