隠されたいじめ。放課後の真実

いじめ調査

いじめ調査をお問合せした経緯

今回ご相談いただいたのは、40代の女性のお客様です。中学2年生になる息子さんのことで、最近、急に塾に行くのを嫌がるようになったとのことでした。

以前は自ら進んで勉強し、塾の友達との話題も楽しそうに話していましたが、ここ数週間、塾の話をすると明らかに表情が曇り、口数が減ってしまいました。

当初は反抗期かと思っていたご依頼者様ですが、息子さんが帰宅後に自室にこもり、以前は熱心に取り組んでいた趣味にも手をつけなくなったことに違和感を覚えるようになりました。

ある日、息子さんのスマートフォンに、塾のグループチャットの通知が複数届いているのを目にしました。そこには、息子さんをからかうようなメッセージや、不自然なスタンプが連投されており、ご依頼者様は強い不安を感じました。

勇気を出して息子さんに尋ねたところ、塾の特定のグループから無視されたり、聞こえるように悪口を言われたりしていることを、涙ながらに打ち明けてくれました。

塾の先生に相談したものの、「塾内ではそのような問題は起きていない」と取り合ってもらえず、ご依頼者様は八方塞がりの状態に陥っていました。「親としてどうすればいいのか分からない。ただ見守っているだけでは、息子がもっと辛い思いをしてしまう」と、藁にもすがる思いでご相談くださいました。

調査依頼者の情報

依頼者年齢
女性40代専業主婦
対象者年齢職業
息子14歳中学生

依頼者ヒアリング内容

依頼目的・息子のいじめの有無を確認
・相手の特定
調査期間・3日間
調査方法・尾行、張り込み

調査概要

調査事前準備

ご依頼者様からの詳細なヒアリングをもとに、塾という特殊な環境でのいじめの実態を明らかにするための調査計画を策定しました。学校と異なり、塾は限られた時間と空間での人間関係が中心となるため、その特性を考慮した慎重なアプローチが不可欠です。

息子さんの塾の曜日や時間帯、そしていじめに関わっている可能性のある生徒の情報を細かく伺いました。また、息子さんが塾の行き帰りでよく利用するルートや、休憩時間によくいる場所なども把握しました。ご依頼者様には、息子さんに気づかれないよう、最大限の配慮をすること、そして正確な状況を把握するためには、継続的な調査が必要であることを丁寧にご説明し、ご理解をいただきました。

調査開始

調査スケジュール

16:30
対象が通う塾前より本日の調査を開始する。
16:45
対象が単身で塾に現れる。
塾内には4名程度の生徒がいる様子を確認する。
16:55
同塾に、男子生徒2名が入る。
男子生徒2名は対象を見つけると、なにか話している様子である。
尚、対象は下を向いている様子である。
18:35
対象は授業を終え、塾を出て徒歩にて移動する。
対象は付近のコンビニエンスストアに入る。
18:40
対象は、お菓子や飲み物、デザートを多めに買っている様子である。
※男子生徒2名分が含まれていると推測する。
18:47
対象は、コンビニエンスストアを出て、塾方向に歩き出す。
塾前には男子生徒2名が待っている様子である。
18:50
男子生徒2名は、対象からコンビニエンスストアの袋を取り、その後移動する。
対象は飲み物1つだけを持ち、塾に入る。
以降、調査員は分かれて対象と男子生徒2名を監視する。
18:55
男子生徒2名は付近の公園に入ると、対象から取ったお菓子類を広げて食べ始める。
この時、男子生徒2名が対象の陰口を言っていることを確認する。
対象は、塾内に入り、次の授業の準備をしている様子である。
20:00
対象は、塾にて授業を受けている様子である。
男子生徒2名は、上記記載の公園でスマホゲームをしている様子である。
20:30
対象は授業を終え、徒歩にて自宅方向に移動する。
男子生徒2名は、状況に変化は見られない。
20:45
対象は自宅に到着する。
21:00
男子生徒2名は、自転車に乗り離別する。

調査報告

数日間にわたる調査の結果、ご依頼者様の息子さんが、塾の特定のグループから悪質な嫌がらせを受けている事実が明らかになりました。

塾の授業開始前には、息子さんが塾に入ろうとすると、そのグループが道を塞ぎ、わざと聞こえるように陰口を言う様子が確認されました。

また、別日の調査では、休憩時間中に、息子さんのカバンを隠したり、持ち物を投げ合ったりする幼稚な行為が繰り返されていました。息子さんはそれに耐えかねて、休憩時間を一人で過ごすことがほとんどでした。

調査報告書には、これらの行為が行われた日時、場所、関与した生徒の顔写真や特徴が詳細にまとめられ、ご依頼者様は涙を流しながらも、息子さんが一人で抱えていた苦しみを初めて知ることができたと仰いました。

この報告書は、塾側や関係者に対して具体的な対応を求めるための強力な証拠となりました。

アフターサポート

報告書をお渡しした際、ご依頼者様は「まさか、こんなにひどい目に遭っていたなんて…」と、ショックと同時に、息子さんの苦しみに気づいてあげられなかった自責の念にかられていました。

私たちは、ご依頼者様の気持ちに寄り添い、まず心を落ち着かせるための時間を持っていただくことを提案しました。そして、いじめの解決に向けた具体的なロードマップを提示しました。

塾の責任者に報告書を持参し、事実関係を突きつけ、具体的な再発防止策を講じてもらうこと。息子さんの心の傷を癒すために、信頼できる専門カウンセラーを紹介すること。そして、もし塾側の対応が不十分な場合は、弁護士を介して法的な措置も視野に入れることなど、選択肢を一つずつ丁寧に説明しました。

ご依頼者様は、私たちが共に解決に向けて動いてくれることに強い安心感を得たご様子で、「一人で悩んでいた時とは全く違う。希望が見えました」と、力強くおっしゃってくださいました。私たちは、息子さんの笑顔が戻るまで、ご依頼者様を全力でサポートすることを約束しました。

学校だけでなく、塾という場所でもいじめは存在し、深刻化する可能性があります。お子様の些細な行動の変化や、口数が減ったといったサインは、見過ごせない苦悩のサインかもしれません。

もし、お子さんのことで何か不安なことがございましたら、一人で悩まず、私たちのような専門家にご相談ください。お子様の安全と心の平穏を取り戻すために、私たちはご依頼者様と共に戦います。

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