治らない浮気症

浮気調査をお問合せした経緯
今回ご相談いただいたのは、結婚して5年目を迎えた30代後半の男性からでした。
依頼者様はこれまで奥様のことを深く愛し、家計の面でも精神的な面でも全力で支えてきたといいます。
しかしここ数年、奥様の言動に違和感を抱くようになり、「これは一度や二度の浮気ではないのでは…」という疑念が拭えなくなったことが、今回調査を依頼するきっかけとなりました。
奥様は自由な性格で、昔から異性の友人が多いタイプ。結婚後もその関係性を保っており、「浮気じゃない」「ただの友達」と言い張ることが多かったそうです。
ですが、夜遅くまで連絡が取れなかったり、スマホをやたら隠すようになったり、日を追うごとに不安を感じる場面が増加。
最近では突然「一人になりたい」と言って数日間帰宅しないこともあり、依頼者様は限界を迎えて当社へご連絡をくださいました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 30代 | 会社員 |
対象者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 30代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・妻の行動確認 ・相手の特定 |
調査期間 | ・5日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
奥様の行動パターンと、特に連絡が取れなくなる曜日・時間帯をヒアリングにて明確化。過去のSNS投稿や位置情報履歴なども分析し、複数の異性との接点が浮かび上がったため、潜在的な浮気相手が複数いる可能性を視野に入れて調査を計画しました。
調査開始
調査スケジュール
1日目 18:00 |
対象勤務先より、本日の調査を開始する。 対象は勤務先を出ると、徒歩にて移動する。 |
18:20 |
対象は、飲み屋街にある居酒屋に入店する。 |
18:30 |
対象は、同店内で30代位の男性Aと合流する。 |
19:30 |
対象と男性Aは談笑しながら食事を楽しんでいる様子である。 |
20:40 |
対象と男性Aは、同居酒屋を退店する。 その後、対象と男性Aは腕を組みながら、徒歩にて移動する。 |
21:00 |
対象と男性Aは、ラブホテルに入る。 |
00:30 |
対象と男性Aは、同ラブホテルを出る。 対象と男性Aは離別し、対象はタクシーに乗車する。 |
3日目 13:00 |
対象の立ち寄り先である美容室から本日の調査を開始する。 対象は、同美容室で施術を受けているところを確認する。 |
13:30 |
対象は同美容室をでて、徒歩にて移動する。 |
13:35 |
対象は、付近のカフェに入店する。 同店内で、先日とは別の男性と合流する。 ※以降、同男性を男性Bと記す。 |
14:00 |
対象と男性Bは、同カフェで軽食をとっている様子である。 |
14:30 |
対象と男性Bは、同カフェを出て、徒歩にて移動する。 |
15:00 |
対象と男性Bはウィンドウショッピングをしている様子である。 |
15:20 |
対象と男性Bはビジネスホテルに入り、チェックインをしている様子である。 その後、対象と男性Bは、同じ客室に入るところを確認する。 |
19:00 |
対象と男性Bはチェックアウトを済まし、同ビジネスホテルを退店する。 その後、対象と男性Bは徒歩にて移動する。 |
19:20 |
対象と男性Bは駅にて離別し、対象は改札を通り、自宅方向の電車に乗車する。 |
調査報告
調査の結果、奥様は週に複数回、異なる男性と密会している様子が確認されました。対象となる男性は全員が「友達」「職場の知り合い」と説明されていた人物であり、依頼者様も過去に一度顔を合わせたことがあるケースも含まれていました。
問題は、その交際が一時的なものではなく、並行して複数人と親密な関係を築いていたという点。奥様のスマートフォンには、親しげなメッセージや、深夜に送られている動画・写真なども複数見つかっており、浮気というより“常習的な二重生活”に近いものであることが明らかになりました。
アフターサポート
報告を受けた依頼者様は、深く落胆しつつも「やっぱり…」という複雑な表情を浮かべていらっしゃいました。
これまで何度も信じようと努力したものの、その度に裏切られていたという現実を証拠として突きつけられたことで、ようやく気持ちに整理がついたご様子でした。
当社ではその後、提携する弁護士を紹介し、離婚を視野に入れた対応を進行。特に“浮気症”と呼ばれるような繰り返される裏切り行為に対しては、再発のリスクも考慮した対応が重要になるので、慎重に進めて行きました。
慰謝料請求に向けた証拠整理や、親権・財産分与を含めた相談をサポートし、依頼者様の新たな人生設計を支える体制を整えました。
最終的に、依頼者様は離婚を選択。調査報告がきっかけとなり、法的にも有利な立場で話し合いが進み、精神的な負担からも解放されたとの声をいただきました。
浮気症とも言える常習的な不倫行為は、信頼を根底から崩壊させる深刻な問題です。
相手を愛していたからこそ、なかなか疑うことができず、我慢し続けてしまう方も多いですが、真実を知らなければ前に進むことはできません。
浮気が一度きりではなく、繰り返されている。そんな疑念がある場合は、迷わず専門機関へ相談することをおすすめします。