【チェックリスト付】夫婦破綻とは?浮気調査・探偵視点で徹底解説

夫婦破綻の意味と証明条件

1. 夫婦破綻とは?法律上の定義と実際のチェックポイント
「もう夫婦として成り立っていない気がする」
そう思ったことはありませんか?でも、その感情だけでは“法的な破綻”とは認められないのが現実です。
法律でいう「夫婦破綻」とは、婚姻関係がすでに回復困難な状態であり、夫婦としての実質的な関係が終了していることを意味します。つまり、どちらか一方が「もう終わりだ」と感じていても、それが客観的に見て成立していなければ、破綻とは認められません。
特に浮気調査や慰謝料請求の場面では、この「破綻していたかどうか」が非常に重要な論点になります。なぜなら、不倫加害者が「もう夫婦関係は終わっていた」と主張し、慰謝料を回避しようとすることが多いからです。
そんなときに有効なのが、「破綻していなかった証拠」や「関係の実態を示す記録」。
ここではまず、あなたの夫婦関係が法的にどう見えるのかを知るために、簡易的なチェックリストをご紹介します。
✅夫婦破綻チェックリスト
- 1年以上の別居状態が続いている
- 同居していても生活リズムや空間が完全に分離している(家庭内別居)
- 会話がなく、LINEすら連絡用にしか使われない
- 夫婦の記念日や子どもの行事をスルーされる
- 性的関係が長期にわたって存在しない
- 経済面での協力がなく、完全に財布が別
- 配偶者の浮気やDV、モラハラの疑いがある
- 離婚の話題を出すと逆上される、または完全に無視される
- 離婚届を渡されたことがある
- 修復のための話し合いをしても、何も変わらない
上記のうち3つ以上該当する場合、法的に見ても「破綻」の可能性があると考えられます。
ただし大切なのは、「相手がどう思っているか」ではなく、第三者が見たときに関係が破綻していると言えるかどうかです。
だからこそ、日々のLINEや生活記録、同居状況の写真、場合によっては探偵による調査報告書が、強力な“証拠”として活きてくるのです。
2. 「婚姻継続が困難」と判断される具体例とは?
日本の民法第770条では、「婚姻を継続し難い重大な事由」が離婚の要件とされています。
夫婦破綻はその中でも重要なポイントであり、裁判所が離婚を認める際の根拠になります。
では、どのような状況が“継続困難”と判断されるのでしょうか?
たとえば:
- 日常的な暴言・暴力
- 浮気や不倫が継続している
- 長期間の別居と音信不通
- 経済的支援を一切しない
- 家庭に無関心(育児・家事を完全放棄)
- 婚姻関係を修復しようとする努力を完全に拒否
こうした事実が積み重なった場合、裁判所は「修復は難しい」として離婚を認める方向で判断することが多くなります。
注意したいのは、「表面的には夫婦であっても、実態がなければ破綻とみなされる」という点。
特に家庭内別居のように、同じ家に住んでいてもお互いをまるで“ルームメイト”のように扱っているケースは、近年、破綻の証拠として認められる傾向にあります。
3. 長期別居・家庭内別居でも「破綻」になる理由
浮気調査を行う中でも、特に多いのが「もう何年も別居していて夫婦関係はとっくに終わっている」という訴えです。
たしかに別居期間が長ければ長いほど、破綻と認められやすくなります。
しかし、ここで重要なのは「どうして別居したのか」です。
浮気が原因で一方が家を出ていった場合は、逆に浮気前までは関係が継続していた証拠にもなりえます。
また、家庭内別居の場合も「別居と同等」とみなされるため、浮気の証拠と組み合わせることで非常に強い主張が可能になります。
たとえば以下のような記録が有効です:
- 家庭内での会話がないことがわかるLINE履歴
- 生活空間が完全に分離されている写真や説明
- 子どもの送り迎えを別々に行っている状況
- 食事・洗濯・風呂が完全に別になっている証拠
こういった客観的事実が積み重なることで、「すでに破綻している」または「まだ破綻していない」といった主張に、説得力が生まれます。
この“破綻の有無”は、浮気の慰謝料請求にも大きく関係するため、探偵事務所では夫婦関係の実態確認も含めて調査を進めることがあります。
探偵による破綻チェックと浮気調査

4. 探偵が行う「夫婦破綻チェック」とは?本当に破綻しているのかを調べる理由
「破綻してたでしょ?だから浮気は悪くない」
そんな言い逃れを、実際の現場で私たちは何度も目にしてきました。
浮気調査の現場では、加害者が「もう夫婦関係は終わってた」と主張し、自分の行動を正当化しようとすることが多々あります。
しかし、法的には「夫婦関係が破綻していたかどうか」は非常に慎重に判断され、明確な証拠が求められます。
そこで探偵事務所では、浮気調査に加えて**夫婦関係の実態を客観的に調べる“破綻チェック”**も行っています。たとえば以下のような調査が行われます。
🕵️♂️破綻チェックの具体例
- 同居・別居の有無、生活パターンの記録
- 家庭内での会話や接触の有無
- 食事や外出を一緒にしているか
- 子どもや親族との関係性・交流の様子
- 家計の共有状況(生活費のやりとり)
- 同居中でも物理的に部屋を分けているか(家庭内別居)
こうした記録があることで、「本当に破綻していたのか?」「形だけの主張ではないか?」ということが明確になり、浮気の正当化を打ち消す材料になります。
5. 探偵による浮気調査が「破綻していなかった」ことを裏付ける
配偶者の不貞行為に対して慰謝料を請求する場合、夫婦関係が継続していた=破綻していなかったということを証明する必要があります。
探偵の浮気調査は、ただ相手の不倫現場を押さえるだけではありません。
夫婦としての関係が続いていた証拠も一緒に取得することで、加害者の「破綻していた」という主張に反論できる武器になるのです。
🔍 調査で得られる“破綻していなかった”証拠の例
- 家族3人で出かけている様子を撮影(外食・買い物・旅行など)
- 同じ家に出入りしている様子を数日分記録
- 配偶者がプレゼントや記念日祝いをしていた様子
- 子どもの学校行事に夫婦で参加していた証拠
- LINEで「今夜ご飯なに?」「おやすみ」などのやりとりが継続
たとえば、あるご依頼者様は「相手が家庭内別居だったと言い張っていたけれど、日々の買い物や送迎の様子を探偵が記録してくれたおかげで、慰謝料を満額獲得できた」と話してくれました。
浮気そのものも重大な裏切りですが、「破綻してたことにしようとする」その態度に苦しめられる方も多いのです。
6. 自分でできる浮気チェックリスト|小さな違和感を見逃さない
「浮気調査を頼む前に、自分で何かできることはありますか?」という質問もよくいただきます。
実際、自宅での観察やデジタルの履歴などから、浮気の兆候を見つけられることもあります。以下は、自分で確認できる“浮気サイン”です。
✅ 浮気の兆候チェックリスト
- スマホにロックをかけ、風呂やトイレにも持ち込む
- LINEの通知がバナーに表示されなくなった
- 突然、服装や香水などの外見を気にしだす
- 残業や休日出勤が急に増えた(実際は嘘)
- 明細に知らない店名やプレゼント購入履歴がある
- セックスレスが続いているのに別の場所で消耗している様子
- 自分に対する態度が急に優しくなる、または急に冷たくなる
こうした“兆候”が続くようなら、一度専門家に相談することをおすすめします。
注意点として、自分で尾行したりスマホを勝手に覗いたりするのは違法となる恐れがあるため、証拠が必要な場合は探偵に依頼するのが安全です。
7. 別居中の浮気調査はできる?証拠の価値と注意点
別居している状態でも、浮気調査は可能です。ただし、重要なのは「その別居がすでに破綻状態として認められるかどうか」という点。
❗調査で問われるのはこの2点:
- 別居のきっかけは何だったか?
→ 例えば浮気が発覚して別居したなら、それ以前は関係継続中と認められる - 別居中でも夫婦としての接触が続いていたか?
→ 子どもの送迎、LINEでのやりとり、誕生日メッセージなどがあると「破綻していない」とされる可能性がある
また、別居中の調査では「破綻していた」と主張されやすいため、調査のタイミングが非常に重要です。離婚や慰謝料請求を視野に入れている場合、できるだけ早い段階で事実確認を行い、「破綻していない証拠」を確保することが求められます。
RESTART探偵事務所では、夫婦関係の実態調査から浮気の有無の確認まで一貫して対応可能です。
破綻後の対応と再スタートのサポート

8. 探偵調査の後、今どう動く?状況別の“正しい選択肢”
探偵による調査で「浮気の証拠」や「夫婦関係の実態」が明らかになったとき、多くの方が迷います。
「このまま離婚したほうがいい?」
「相手に慰謝料を請求したらどうなる?」
「逆に、関係をやり直すことはできる?」
答えは一つではありません。
ただし、調査結果を踏まえて“選択肢を明確にできる”という点が、探偵調査の最も大きな価値でもあります。
✅調査後に取れる主なアクション
状況 | 取れる対応 | ポイント |
---|---|---|
関係を修復したい | 再構築の話し合い・約束書の作成 | 感情だけでなく“再発防止の仕組み”が鍵 |
慰謝料を請求したい | 証拠を基に相手または浮気相手へ請求 | 証拠の有効性・時系列の整理が重要 |
離婚したい | 弁護士相談・離婚協議開始 | 財産分与や子どもの親権も視野に |
今は動けない | LINEなどで証拠のバックアップ・日記記録 | 焦らず状況を見守る準備も「行動」 |
探偵事務所としては、調査結果をもとに「どの道を選んでも後悔しないようなサポート」を提供することを大切にしています。
すぐに決断できない場合も、証拠は先に押さえておくことで、いつでも自分の意思で動ける環境が整います。
9. 破綻が認められたら:慰謝料請求・離婚に進むときの注意点
探偵調査や自分での記録により、夫婦関係の破綻が明らかになった場合、慰謝料請求や離婚の手続きに進むことができます。
ここで重要になるのは「証拠の整理」と「相談先の選定」です。
📁 慰謝料請求時に必要な証拠一覧
- 浮気の証拠(探偵報告書、LINEのやり取り、ホテルの出入り)
- 婚姻継続中だったことを示す資料(同居記録、家計の共有)
- 精神的苦痛の証拠(診断書、メッセージ記録)
- 経済的損害(別居費用・引っ越し・医療費など)
証拠は単独でも意味がありますが、「時系列で整理」されていることで、裁判や示談交渉でも有効になります。
また、慰謝料の請求先は、浮気をした配偶者だけでなく、浮気相手が“既婚と知っていた”場合は相手にも請求できます。
👩⚖️ 離婚を進める場合のポイント
- 離婚届を提出する前に、親権や財産分与について確認
- 離婚条件を書面に残す(公正証書・協議書)
- 弁護士を通じて相手と交渉することでトラブル回避
特に浮気が原因での離婚は、感情的にも複雑になりがちです。
「感情」ではなく「戦略」で動くことが、将来後悔しないための鍵になります。
RESTART探偵事務所では、信頼できる弁護士との連携体制も整えており、ご希望があればスムーズにご紹介可能です。
10. 【まとめ】破綻チェックから得られる“選択肢”と“心の余裕”
夫婦関係の破綻は、外からは見えにくく、当事者でも自覚しにくいものです。
けれど、確かな証拠と第三者の視点が加わることで、「今の関係を正しく把握すること」ができるようになります。
その結果:
- 浮気の事実が明らかになった
- 破綻していなかったことが証明できた
- 逆に「もう本当に終わっていた」と確信できた
- 自分の気持ちに整理がつき、行動に踏み切れた
というご依頼者様も多くいらっしゃいます。
🔗 まずは「無料相談」で“第一歩”を踏み出しませんか?

「夫婦関係がもうダメかもしれない」
「浮気されてる気がするけど、自信がない」
「離婚するべきかどうか悩んでいる」
そう感じている方にこそ、証拠を得ること・状況を正確に知ることが必要です。
RESTART探偵事務所では、匿名での無料LINE相談も受け付けています。しつこい営業は一切ありません。今後の方針を一緒に考える“最初の一歩”を、どうぞ気軽に踏み出してください。
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