水面化で行われていた、既婚者合コンイベント
浮気調査をお問合せした経緯
今回ご相談をいただいたのは、結婚12年目となる40代の男性からでした。以前から奥様の外出頻度が高くなることはありましたが、ここ最近の様子が明らかに変化してきたことに強い不信感を抱くようになったそうです。
きっかけは、「女友達と飲みに行ってくるね」と言って外出する頻度が月に何度も見られるようになったことでした。これまでならば、「〇〇ちゃんと久しぶりに話して楽しかった」など、帰宅後に何気ない会話や報告があったのに、最近は一切そのような話題に触れようとせず、質問にも曖昧に答えるようになっていきました。
加えて、化粧や服装に明らかな変化が見られたことも決定打になりました。これまで着ることがなかったようなワンピースやヒールのある靴を選ぶようになり、ネイルも常に整えられていたとのこと。
「そんな格好で女友達と飲むのか…？」と疑念を抱いたご主人は、ある日、外出時の様子を少しだけ尾行してみたそうです。すると奥様は、繁華街の個室居酒屋へ入っていったとのこと。
この時点では確証はないものの、ひとつひとつの違和感が積み重なり、「自分の知らない何かがあるのでは」と疑念が確信に変わり始めました。
さらに、帰宅後の奥様は頻繁にスマートフォンを触り続け、LINEの通知音が鳴るとすぐに画面を伏せるという行動を見せるように。
「もしかしたら、合コンのような場所に参加しているのではないか」と思い始めたご主人は、ついに専門の調査を依頼することを決断されました。
調査依頼者の情報
| 依頼者 | 年齢 | 職業 |
| 男性 | 40代 | 経営者 |
| 対象者 | 年齢 | 職業 |
| 女性 | 40代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
| 依頼目的 | ・妻の行動確認 ・不貞の証拠 ・相手情報を判明させる |
| 調査期間 | ・5日間 |
| 調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
奥様が「飲み会に行く」と連絡してくる曜日や時間帯をリストアップし、特に金曜日と土曜日の夜が多いことを把握。
過去のLINEメッセージ履歴やSNS投稿履歴から、ある飲食店チェーンの個室居酒屋に頻繁に訪れていることを突き止め、そこを中心に張り込みと尾行の準備を整えました。
調査開始
調査スケジュール
| 18:00 |
| 対象自宅前にて本日の調査を開始する。 |
| 18:30 |
| 対象は、同宅を出て路上にて立ち止まる。その後、タクシーに乗車する。 |
| 19:10 |
| 対象は、都内の繁華街にてタクシーを降車する。 その後、個室居酒屋の前にて女性3名と合流する。 |
| 19:15 |
| 対象は、女性3名と同個室居酒屋に入店する。 ※これより潜入調査を開始する。 |
| 19:17 |
| 対象と女性3名は店員にせきを案内される。 案内された席には、男性が4名待機しており、4対4の合コンが開催される様子である。 |
| 20:00 |
| これまで、状況に変化は見られない。 ※会話の中で、対象を含む複数人が「うちの嫁は〜」「うちの子供は〜」などと会話しており、既婚者であることが判明する。 |
| 21:00 |
| 対象と女性1名、男性2名が同店を退店する。 その後対象は、女性1名と男性1名が駅方向に歩き出すところを見送った後、対象と男性1名は歩き出す。 |
| 21:10 |
| 対象と男性1名は、付近のバーに入店する。 |
| 22:00 |
| 対象達は、同バーを退店し、ホテル街方向へ徒歩にて移動する。 |
| 22:05 |
| 対象達は、付近のラブホテルに入る。 |
| 01:00 |
| 対象は単身にてラブホテルを出る。 その後、タクシーに乗車し、自宅方向へ走行する。 |
| 01:40 |
| 対象は、対象宅に帰宅する。 |
対象があっていた男性は、飲みの場では「うちの子供が〜」と話していたことや、結婚指輪をつけていたことから、既婚者ということが判明しました。
また、別日の調査では、対象は同じ男性とデートをしている様子も確認できました。
調査報告
今回の調査により、奥様が「女友達との飲み会」と称していた外出の実態が明らかになりました。
対象となった夜、奥様は自宅を出てタクシーで都内の個室居酒屋に向かい、3名の女性と合流。そこにはすでに複数の男性が待っており、いわゆる“既婚者合コン”が開催されていました。
現場での会話では、「うちの子が〜」といった家庭を持っていることをにおわせる発言が男女双方から確認され、合コンが既婚者同士で構成されていたことが分かります。
奥様はその場で特定の男性と親密な様子を見せ、その後二人はバーを経由してラブホテルに入室。そのまま約2時間半ほどを共に過ごし、深夜に奥様一人でホテルから出てきてタクシーで帰宅されました。
調査結果として、別日には奥様と男性のラブホテルの入りと出が取れたことから、明確な不貞の証拠、すなわち男女の親密な関係が疑われる行動とホテル入室の事実が確保できました。この一連の証拠を詳細な写真付きの報告書にまとめ、依頼者である旦那様へ提出いたしました。
アフターサポート
報告書を手にした旦那様は、強いショックを受けた様子でした。最初は無言のままページをめくり、「やっぱりか…」と小さく呟かれたのが印象的でした。感情が高ぶる中でも冷静さを保とうとされていた姿がとても印象に残っています。
ご希望により、弊社より提携している離婚・男女問題に強い弁護士をご紹介しました。旦那様はすぐに相談を開始し、まずは慰謝料請求に向けた準備と、今後の婚姻関係の継続可否についての整理に取り組まれました。お子様がいらっしゃらないこともあり、「気持ちが残っていない以上、今後を切り替えて前に進みたい」と明確に意思を持たれていたのが印象的でした。
弁護士との面談を経て、相手男性に対する慰謝料請求も検討されることとなり、法的措置の選択肢を複数把握した上で、最適な対応策を選べる状態になりました。
現在は、奥様との話し合いを進めつつ、離婚に向けた条件の整理が進められています。
今回のケースは、「女友達との飲み会」と言いながら、実際は既婚者限定の合コンに参加し、不貞関係へと発展していた奥様の行動を明らかにしたものでした。家庭内での小さな違和感が、調査によって大きな裏切りの証拠に繋がることもあります。
依頼者である旦那様は、最初こそ事実を知ることに大きな迷いを感じていたものの、証拠を手にしたことで心を整理するきっかけを得られたとおっしゃっていました。真実を知ることで、相手とどう向き合うべきかを冷静に判断できるようになり、法的な対応や今後の人生設計についての行動にも迷いがなくなったといいます。
浮気や不倫の兆候は、日々の暮らしの中に溶け込んでおり、誰にでも起こりうることです。「合コン＝独身の集まり」と思っていた常識が崩れることもある現代。
「最近スマホの扱いが変わった」「服装やメイクが派手になった」「飲み会が増えた」
