不倫専用スマホの存在〜携帯2台持ちの真実〜

浮気調査をお問合せした経緯
今回のご依頼者は30代の奥様からでした。旦那様が最近、スマホを2台持ち歩くようになったことをきっかけに浮気を疑うようになり、弊社へご相談いただきました。
それまで旦那様は仕事用とプライベート兼用の1台のみを使用しており、「IT系の管理職だからスマホが手放せないのは分かるけど…」と疑問を感じたことはなかったそうです。
しかし、ある日を境に、もう1台契約し、そのスマホを頻繁に確認するようになり、トイレや風呂場にまで持ち込むようになったとのことです。
不審に思った奥様がこっそり確認すると、そのスマホにはロックがかかっており、ロック解除の様子を見たことも一切ないとのこと。「仕事用と言うにはタイミングもおかしく、あからさまに見られるのを避けている態度」に違和感を抱き、調査を決意されました。
また、最近は休日の外出も増え、「プロジェクト進行中だから出社する」と言い残して出かけることが増えたそうです。
ですが、ある週末、駅前のカフェで偶然見かけたという知人から「若い女性と一緒だった」との情報を得て、疑いは決定的に。
浮気相手の特定、そして不貞の証拠を得たいという強い思いから、調査がスタートしました。
調査依頼者の情報
依頼者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 30代 | パート勤務 |
対象者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 30代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・夫の行動確認 ・不貞の証拠 ・相手情報を判明させる |
調査期間 | ・5日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
旦那様の出勤パターンや外出頻度、2台目のスマホを使用している時間帯、カフェでの目撃情報などを基に、行動パターンを分析しました。
奥様の情報から、金曜夜に出かける頻度が高いと判明したため、そのタイミングを狙って調査日程を調整しました。
また、スマホの位置情報を把握するために、奥様が以前一度だけ位置共有設定をONにしていた履歴から、特定のビジネスホテル付近に長時間滞在していた履歴を確認。ホテル周辺にて張り込みを行う準備を整えました。
調査開始
調査スケジュール
17:00 |
対象宅マンション前にて本日の調査を開始する。 |
17:30 |
対象は、同宅を出て徒歩にて移動する。 対象は携帯電話2台を交互に使用した後、1台を鞄にしまう。 |
17:45 |
対象はタクシーに乗車し、池袋方面へ走行する |
18:20 |
対象は、池袋駅近郊のビジネスホテル付近にて降車し、周囲を見渡しながら徒歩にて移動する。 |
18:30 |
対象は、ホテル前にて立ち止まり、携帯を操作している。 その後、同ホテル前にて対象と相手女性が合流する。 |
18:35 |
対象達は談笑した後、同ホテル内に入る。 |
18:50 |
対象達は、同ホテルに入り、客室行きエレベーターに乗車する。 その後、対象達は客室に入る。 |
21:30 |
対象達は、同ホテルから退室する。 ※手を繋ぐなどのスキンシップは見られないが、距離がちかいことを確認する。 |
21:40 |
対象達は、付近の居酒屋に入店する。 ※対象は、2代目の携帯電話を操作している様子である。 |
22:50 |
対象達は同居酒屋を退店し、池袋駅方向へ徒歩にて移動する。 |
23:00 |
対象達は、タクシーを止め、相手女性が単身にてタクシーに乗車する。 その後、後続のタクシーに対象は乗車する。 対象の乗せたタクシーは、対象宅方面へ走行する。 |
23:40 |
相手女性を乗せたタクシーは、都内の住宅街にて停車し、相手女性は降車し、相手女性宅と見られるマンションに帰宅する。 |
調査報告
今回の調査で、旦那様が所持していた2台目のスマホは、明らかに浮気相手とのやり取り専用である可能性が高いと判断されました。外出中、常にそのスマホを身体に密着させており、調査員が確認した限り、LINEや通話をしている様子もありました。
また、ホテルでの密会の様子や、親密な態度で歩く姿など、複数の写真証拠も押さえることができました。後日、奥様へ報告書をお渡しすると、「やっぱりそうだった…でも証拠があって良かった」と涙を流しながらも前を向いておられました。
アフターサポート
奥様は当初、「まさかうちの夫が…」という気持ちと、「どこかで信じたい」という思いの狭間で葛藤されていました。調査によって明らかになった事実は想像以上にショックなものでしたが、「曖昧なまま過ごすよりも、きちんと現実を知れたことで気持ちが整理できた」と涙ながらにお話しされていたのが印象的でした。
調査報告書をお渡しした後、奥様はまず、これまでの経緯を振り返りながら今後の方針を決めたいとおっしゃり、弊社から信頼できる弁護士を複数ご紹介しました。その中から、お子様の将来や財産分与まで考慮したアドバイスを得られる先生を選ばれ、慰謝料請求や別居・離婚に向けた準備を着々と進めていくこととなりました。
また、お子様がまだ小学生であることから、精神的なケアにも配慮し、必要に応じて地域の子育て支援センターやスクールカウンセラーとの連携をサポートいたしました。家庭が不安定な状態に陥った際、お子様への心理的影響は避けられません。そのため、第三者によるフォロー体制の重要性についても丁寧にご説明し、奥様も前向きに受け止めてくださいました。
現在は、離婚という決断を下す前に、夫との最終的な話し合いを弁護士立会いのもとで進めている段階です。「私の気持ちが何より大事にされるように行動したい」と、奥様は力強く話していらっしゃいました。
RESTART探偵事務所では、単なる調査で終わるのではなく、その後の人生設計までも見据えた支援体制をご提供しています。今回も、事実の確認から今後の人生に向けた準備まで、一貫してサポートさせていただきました。
スマホ2台持ちは、決して全てが怪しいわけではありません。しかし、行動と合わない使用状況や、明らかに隠すような態度が見えたとき、それは浮気の兆候かもしれません。
日常の違和感は、見逃してしまうとやがて大きな裏切りに変わります。真実を知ることで、前を向くための選択肢が生まれます。
私たちRESTART探偵事務所では、事実確認を通して、依頼者様の新たな一歩を全力で支援いたします。スマホの影に見え隠れする“もう一つの顔”に、不安を感じたら、ぜひご相談ください。