マンション通い不倫…見慣れない鍵の真相

浮気調査をお問合せした経緯
今回の依頼者は、40代の男性でした。
妻とは結婚10年目を迎え、共働きで安定した生活を築いていました。
しかし、ここ最近、妻の帰宅時間が不自然に遅くなり、休日も外出する機会が増え、スマートフォンを頻繁にチェックするようになったことで、不信感を抱くようになったといいます。
最初は「仕事が忙しくなっただけ」と説明されていたため、依頼者様もあまり気にしていませんでした。しかし、ある日、妻がシャワーを浴びている間に、スマートフォンの画面に知らない男性の名前が表示されたのを目撃しました。
その後も、妻の態度がどこかぎこちなくなり、食事中でもスマートフォンを常に手放さず、着信があるとすぐに部屋を出てしまうことが増えました。
さらに、依頼者様がたまたま妻のカバンを片付けていた際、見覚えのないマンションの鍵を発見。そのマンションは、妻の職場とは無関係の場所にありました。不審に思い問いただしたものの、「会社の知人に頼まれただけ」と言われ、それ以上の詳細を話そうとしませんでした。
しかし、その後、妻の行動を注意深く観察していると、決まった曜日に外泊や帰宅が遅くなることが判明しました。
後日、依頼者様がそのマンションを訪れたところ、妻が見知らぬ男性と一緒にエントランスから入っていくのを目撃し、衝撃を受けました。このままでは真実がわからないと考え、確実な証拠を押さえるために、調査を依頼することを決意されました。
調査依頼者の情報
婚姻年数 | 子供 |
10年 | 無し |
依頼者 | 年齢 | 職業 |
男性 | 30代 | 会社員 |
対象者 | 年齢 | 職業 |
女性 | 30代 | 会社員 |
依頼者ヒアリング内容
依頼目的 | ・妻の行動内容、不貞行為の有無 ・相手男性の特定 |
調査期間 | ・5日間 |
調査方法 | ・尾行、張り込み |
調査概要
調査事前準備
今回の調査では、妻が頻繁に訪れるというマンションを重点的に監視し、滞在時間や出入りする相手の特定を目標としました。
また、妻の行動パターンを詳細に把握するために、通勤ルートや帰宅時間、休日の外出先を整理し、調査日に最適なタイミングを見極めました。
調査開始
調査スケジュール
19:30 |
対象勤務先から本日の調査を開始する。 対象は、対象勤務先を出てタクシーに乗車する。 |
20:00 |
対象は、自宅とは別のマンションに到着し、同タクシーを降車する。 同マンションは情報のマンションと同じ事から、相手男性宅と思われる。 |
20:05 |
対象はマンションのエントランスにて待ち合わせをしている様子である。 その後、相手男性がエントランスに現れ、対象と相手男性はマンション内に入る。 |
21:00 |
これまで状況に変化は見られない。 |
22:30 |
対象達はマンションのエントランスに現れる。 相手男性は対象を見送っている様子である。 その後、対象はタクシーに乗車し、自宅方面へ移動する。 |
別日 7:40 |
相手対象宅から本日の調査を開始する。 相手男性は、同宅から出て徒歩にて移動する。 |
7:55 |
相手男性は、最寄り駅に到着し、電車に乗る。 |
8:30 |
相手男性は、降車し、改札を出る。 その後、徒歩にて移動する。 |
8:45 |
相手男性は、ビル内にある不動産に入る。 周囲の様子から、勤務先であると判明する。 一旦本調査を解除する。 |
18:10 |
相手男性勤務先から、調査を再開する。 相手男性は、同勤務先を出て徒歩にて移動する。 |
18:20 |
相手男性は、会社最寄り駅に入り、自宅方面の電車に乗る。 |
18:35 |
相手男性は、対象の勤務先の最寄り駅にて降車する。 その後改札を出て、徒歩にて移動する。 |
18:50 |
相手男性は、焼肉店に入店する。 |
19:10 |
対象が勤務先方面から現れる。 その後、同焼肉店に入店する。 |
21:00 |
対象達は同焼肉店を退店する。 |
21:20 |
対象達は最寄り駅に入り、相手男性宅方面の電車に乗車する。 |
21:40 |
対象達は相手男性宅の最寄りで降車する。 その後、同駅を出て徒歩にて移動する。 |
21:55 |
対象達は、相手男性宅に入る |
翌10:00 |
対象達は相手男性宅を出て、最寄り駅方面へ徒歩にて移動する。 |
対象は、相手男性宅に頻繁に通っており、合鍵でマンション内に入っていることも確認しました。
また、相手男性の勤務先も判明することができました。
調査報告
今回の調査では、妻が特定のマンションに定期的に訪れ、不倫相手と密会していることが確認されました。
マンションの鍵を所持していたことから、関係は一時的なものではなく、継続的に続いていた可能性が高いと考えられます。
マンション周辺でも二人が並んで歩いている姿や、見つめ合いながら会話する様子も記録しました。
報告書を依頼者様にお渡しすると、しばらく無言のまま写真を見つめていました。
「ここまで明確な証拠があるとは…」と、言葉を絞り出すように話し、その後深いため息をつかれていました。ショックを受けつつも、「これで現実を受け止められる」と、冷静に今後の対応を考え始めました。
アフターサポート
調査結果を受け、依頼者様は弁護士と相談し、慰謝料請求の手続きを進めました。
妻に証拠を突きつけると、最初は関係を否定していましたが、写真や映像を提示すると観念し、不倫を認めました。依頼者様は冷静に状況を整理し、弁護士と相談しながら対応を進めていきました。
その後の話し合いの結果、依頼者様は離婚を決意。
妻は慰謝料を支払うことに同意し、不倫相手の男性にも賠償を請求する手続きを行いました。妻の勤務先にも影響が及ぶことを懸念し、裁判ではなく示談での解決を選択。結果として、相手男性からも慰謝料が支払われることになりました。
離婚成立後、依頼者様は「辛い経験だったが、真実を知ることができてよかった」と話されました。新たな生活を始めるために引っ越しを検討し、精神的な負担を軽減するためのカウンセリングも受けることになりました。
今後の人生を前向きに歩んでいくための一歩を踏み出された依頼者様を、私たちも引き続きサポートしていきます。
もし、配偶者の行動に違和感を覚えた場合、一人で悩まず専門家に相談することをおすすめします。