身辺調査はどこまでわかる?調査可能な10項目と費用・バレない方法

結婚前信用調査
# 婚前調査# 探偵# 浮気調査# 証拠収集

「婚約者の言っていることは本当…?」「採用するこの人物、経歴に嘘はないだろうか…」大切な決断を前に、相手の素性がわからず不安になっていませんか。身辺調査でどこまでわかるのか、その答えと費用、合法性について、この記事で全て解決します。

この記事を読めば、探偵による調査の具体的な範囲から、バレるリスク、信頼できる業者の選び方まで、プロの探偵の視点で得た全知識が手に入ります。あなたの抱えるモヤモヤを解消し、安心して次の一歩を踏み出すための確かな情報がここにあります。

目次

まずは結論!身辺調査で「わかること」「わからないこと」比較表

まずは結論!身辺調査で「わかること」「わからないこと」比較表

身辺調査を検討する際、最も知りたいのは「具体的に何が明らかになるのか」という点でしょう。探偵は魔法使いではありません。法律の範囲内で、地道な調査を積み重ねて事実を明らかにします。ここでは、調査でわかることと、プライバシー侵害や差別につながるため調査できないことを比較表にまとめました。

身辺調査で「わかること」「わからないこと」

わかること(合法な調査)わからないこと(違法・不可能な調査)
経歴・学歴の真偽銀行口座の預金残高、クレジットカード利用履歴
現在の勤務先・過去の職歴携帯電話の通話履歴やメール・LINEの内容
おおよその収入・資産状況出生地や国籍など、差別に繋がる情報
借金の有無に関する評判犯罪経歴の照会(警察のデータベースへのアクセス)
異性関係・交友関係戸籍謄本、住民票の不正取得
周囲からの評判・人柄盗聴・盗撮による室内での会話や様子の記録
家族構成・家庭環境の概要
SNSなどネット上の活動状況
裁判記録(民事)・破産歴
反社会的勢力との関与の有無

探偵の調査は、あくまで「探偵業法」という法律の範囲内で行われます。 違法な手段で情報を得ることは決してなく、公開情報や聞き込み、尾行といった正当な手法で客観的な事実を集めるのが仕事というわけです。この表を元に、あなたが知りたい情報が調査可能かどうかをまず確認してみてください。

以下の記事では、結婚前の身辺調査(婚前調査)に関してより詳しく解説しています。

【結婚調査とは?】結婚前に確認すべき重要ポイントと信頼できる探偵の選び方

【具体例で解説】身辺調査でわかる10のコトと調査の限界

【具体例で解説】身辺調査でわかる10のコトと調査の限界

探偵の身辺調査は、対象者の人物像を多角的に明らかにするための調査です。具体的にどのような情報が、どのレベルまで判明するのでしょうか。

身辺調査で具体的にわかることは、主に以下の10項目です。

  1. 経歴・学歴
  2. 職歴・勤務先
  3. 資産・収入・借金
  4. 異性関係・交友関係
  5. 評判・人柄
  6. 家族構成・家庭環境
  7. SNS・ネット上の活動
  8. 過去のトラブル歴
  9. 趣味・休日の過ごし方
  10. 採用調査における反社チェック

ここでは、依頼の多い10項目について、調査の具体例と限界を交えながら詳しく解説していきます。ご自身のケースでどこまで調査可能か、より詳しく知りたい方は、お気軽にRESTART探偵事務所にご相談ください。

1. 経歴・学歴|申告内容に嘘はないか

結論として、申告された学歴や経歴が事実かどうかを高い精度で確認できます。

なぜなら、探偵は対象者が卒業したとされる学校や過去の勤務先周辺で、聞き込み調査や内偵調査を行うからです。卒業生名簿の閲覧が難しい場合でも、同級生や当時の関係者から「確かに在籍していた」という証言を得ることで裏付けを取ります。

例えば、「有名大学を卒業した」と聞いていた婚約者について調査した結果、実際には在籍の事実が全く確認できなかった、というケースは珍しくありません。

このように、自己申告の経歴に偽りがないかを確認し、相手の信頼性を測る上で極めて有効な調査項目と言えるでしょう。

2. 職歴・勤務先|安定した収入源はあるか

現在の勤務先の特定や、過去の職歴の概要を明らかにすることが可能です。

調査の基本である尾行・張り込みにより、対象者が毎朝どこに出勤し、何時まで勤務しているかといった行動パターンを直接確認します。その上で、法務局で取得できる商業登記情報などと照らし合わせ、会社の存在や役職を裏付けるのです。

具体的には、「大手企業勤務と聞いていたが、実際には全く別の小さな会社に出入りしていた」「そもそも定職に就いておらず、毎日パチンコ店に通っていた」といった事実が判明します。

申告された勤務先が真実か、安定した生活基盤があるのかを客観的に判断するための重要な情報となります。

3. 資産・収入・借金|金銭的なトラブルのリスクはないか

おおよその収入や資産状況、そして借金の有無に関する評判を把握することができます。

ただし、銀行口座の残高や給与明細を直接見ることは法律上不可能です。調査では、勤務先の規模や役職、居住しているマンションの価値などから収入を推定します。また、不動産を所有していれば、法務局で登記情報を取得して資産状況の確認ができます。

借金についても同様で、信用情報機関へのアクセスはできません。しかし、対象者の立ち寄り先(消費者金融など)や、周囲への聞き込みから「金遣いが荒い」「借金の噂がある」といった情報を得ることで、金銭トラブルのリスクを判断します。

直接的なデータは得られませんが、生活ぶりや評判から経済状況を類推することは十分に可能なのです。

4. 異性関係・交友関係|浮気や不審な付き合いはないか

特定の異性と密会している事実や、どのような人物と交流があるのかを明らかにできます。

この調査の要は、尾行と張り込みにあります。調査員が対象者を追跡し、いつ、どこで、誰と、何をしたのかを写真や動画といった客観的な証拠と共に記録します。

例えば、結婚調査において「婚約者が、自分以外の異性と頻繁にデートを重ね、ホテルに出入りしていた」という衝撃的な事実が判明することがあります。また、採用調査では「反社会的な人物と繋がりがある」といった交友関係が明らかになることもあります。

相手のプライベートな人間関係や、隠された裏の顔を知る上で最も効果的な調査の一つと言えるでしょう。

5. 評判・人柄|周囲からどのように見られているか

対象者の職場での評判、近隣住民からの評判など、周囲の客観的な評価を収集できます。

探偵は、調査員であることを悟られないよう細心の注意を払いながら、対象者の関係者に「聞き込み」を行います。例えば、近隣住民を装って「この辺りに引っ越してきたのですが、〇〇さん(対象者)はどんな方ですか?」と自然に尋ねるなど、プロの技術を駆使するのです。

その結果、「いつも親切に挨拶してくれる良い人」「夜中の騒音がひどく、トラブルが絶えない」といった、履歴書や面接だけでは決してわからないリアルな人物像が浮かび上がってきます。

第三者からの客観的な評判は、相手の本質を見抜くための貴重な判断材料となります。

6. 家族構成・家庭環境|結婚調査で特に重視される点

戸籍謄本の不正取得はできませんが、聞き込みや内偵調査で家族構成や家庭環境の概要は把握できます。

結婚は家と家との繋がりでもあるため、相手の家族について知りたいと考えるのは自然なことです。探偵は、対象者の実家周辺での聞き込みや、本人の言動、SNSなどの公開情報から、家族構成や両親の評判、家庭内の雰囲気などを探ります。

具体例として、「両親は離婚しており、長年絶縁状態にあると聞かされていたが、実際には頻繁に連絡を取り合う円満な関係だった」というような、申告内容との相違点が見つかることもあります。

結婚後の生活に大きく影響する可能性があるため、特に結婚調査では重要な調査項目とされています。

7. SNS・ネット上の活動|公開情報から見える人物像

本名やニックネームからSNSアカウントを特定し、その投稿内容から人物像を分析することが可能です。

これはOSINT(オシント/オープン・ソース・インテリジェンス)と呼ばれる調査手法の一つです。OSINTとは、インターネット上で一般に公開されている情報源から、価値ある情報を見つけ出す専門的な技術を指します。

例えば、鍵がかけられていないSNSで、日頃の言動からは想像もつかないような過激な発言を繰り返していたり、申告している経歴とは全く違う生活ぶりが投稿されていたりするケースが見られます。

ネット上で見せるもう一つの顔を知ることで、相手の多面的な理解に繋がるでしょう。

8. 過去のトラブル歴|訴訟や警察沙汰の有無

民事裁判の記録や自己破産の履歴は、国の公報である「官報」で調査できます。

ただし、警察が保有する犯罪経歴を照会することはできません。しかし、過去の居住地や職場周辺での聞き込み調査によって、「金銭トラブルで訴訟を起こされていた」「近隣住民との揉め事で警察が来たことがある」といった情報を得られる場合があります。

あくまで「そのような評判があった」というレベルの情報ですが、トラブルメーカーではないか、訴訟リスクを抱えていないかを判断する上での重要な参考情報になります。

刑事罰の有無は断定できませんが、民事上のトラブルや警察沙汰の評判については調査が可能です。

9. 趣味・休日の過ごし方|ギャンブル癖などはないか

休日の行動を尾行することで、趣味やお金の使い方、生活の実態を把握できます。

例えば、「趣味は読書」と聞いていたにもかかわらず、実際には毎週のようにパチンコ店や競馬場に入り浸っている、といった事実が判明することがあります。これは、浪費癖や依存症のリスクを判断する上で非常に重要な情報です。

他にも、特定の宗教施設に熱心に通っている、高価な買い物を繰り返しているなど、申告されていない休日の過ごし方が明らかになることも珍しくありません。

言葉だけではわからない、リアルな金銭感覚やライフスタイルを浮き彫りにします。

10. 採用調査における反社チェック

採用候補者が反社会的勢力と繋がりがないか、コンプライアンス上のリスクがないかを調査します。

これは企業の信頼を守るために極めて重要な調査です。探偵は、独自のデータベースや業界の情報網、関係各所への聞き込みなどを通じて、対象者本人やその交友関係に反社会的勢力の影がないかを徹底的に確認します。

万が一、関係者を雇用してしまった場合、企業の社会的信用の失墜や、他の従業員への悪影響など、計り知れない損害に繋がる恐れがあります。

企業の健全な発展のため、コンプライアンスリスクを未然に防ぐ「守りの調査」と言えるでしょう。

探偵はどうやって調べる?バレずに情報を集める3つの基本調査手法

探偵はどうやって調べる?バレずに情報を集める3つの基本調査手法

「探偵は一体どうやって、そんなに多くの情報を集めるの?」と不思議に思うかもしれません。探偵の調査は決して怪しいものではなく、法律に則った地道な活動の積み重ねです。

探偵が用いる基本的な調査手法は、主に以下の3つに大別されます。

  1. 尾行・張り込み
  2. 聞き込み
  3. 公開情報調査

ここでは、その根幹をなす3つの手法について、初心者にもわかりやすく解説します。

1. 尾行・張り込み|対象者のリアルな行動を把握する

尾行・張り込みは、対象者の行動を直接目で見て確認する、探偵の最も基本的な調査手法です。

これは、対象者に気づかれないように後をつけたり(尾行)、特定の場所で待ち伏せしたり(張り込み)して、行動の一部始終を記録するものです。例えば、「誰と会っているか」「どこに立ち寄っているか」といった事実は、この手法によって明らかになります。

プロの探偵は、複数人のチームを組み、車両や通信機器を駆使して、絶対に気づかれないよう細心の注意を払います。一般人が行うとストーカー規制法に抵触する恐れがありますが、探偵は「探偵業法」に基づき、正当な業務としてこの調査を行うことが認められています。

客観的な証拠を得るために不可欠な、探偵の代名詞とも言える手法です。

2. 聞き込み|関係者から評判や事実関係を収集する

聞き込みは、対象者の関係者から、評判や過去の事実に関する情報を収集する調査手法です。

「探偵」と名乗って話を聞くことは稀で、あくまで自然な形で会話の中から情報を引き出します。例えば、対象者の実家周辺で、近所の商店主や住民に「昔この辺りに住んでいた〇〇さんを探しているのですが…」といった形で、素性を隠して話を聞くのが一般的です。

この手法により、対象者の人柄、家族関係、過去のトラブルといった、データだけではわからない「生きた情報」を得られます。ただし、相手に警戒心を与えず、信憑性の高い情報を引き出すには、熟練の技術と経験が求められます。

人物像を立体的に理解するために欠かせない、アナログながらも強力な手法です。

3. 公開情報調査|合法的にアクセスできる情報を徹底的に洗う

公開情報調査とは、誰でも合法的にアクセスできる情報源から、対象者に関する情報を集める調査です。

これは、先述したOSINT(オープン・ソース・インテリジェンス)も含まれます。具体的には、インターネット上のSNSやブログ、ニュース記事、地図サービスなどを徹底的に調べます。

さらに、法務局で不動産や会社の登記情報を取得したり、官報で自己破産の履歴を確認したりすることも、この調査の一環です。一つ一つは断片的な情報でも、プロの視点でこれらを組み合わせることで、対象者の経歴や資産状況に関する重要な手がかりが見えてきます。

デジタルとアナログの両面から情報を精査する、現代の探偵に必須の調査スキルと言えるでしょう。

【目的別】身辺調査の依頼ケース5選|企業から個人まで

【目的別】身辺調査の依頼ケース5選|企業から個人まで

身辺調査と一言でいっても、その目的は様々です。個人の恋愛や結婚の悩みから、企業の採用リスク管理まで、幅広いニーズに対応するのが探偵の仕事です。

実際に依頼されることが多い代表的なケースとして、以下の5つが挙げられます。

  1. 婚約者・交際相手の身辺調査
  2. 採用候補者・社員の身辺調査
  3. 金銭トラブルの相手方の身辺調査
  4. 配偶者の浮気相手の身辺調査
  5. ストーカー・嫌がらせ加害者の特定調査

ここでは、具体的な状況と共に各ケースを紹介します。

1. 婚約者・交際相手の身辺調査(結婚調査)

「この人と本当に結婚して大丈夫だろうか」という、人生の大きな決断を前にした不安を解消するための調査です。

相手の言動に不審な点がある、経歴や家族について話してくれない、といった状況で依頼されることが多くあります。調査では、申告された経歴に嘘はないか、多額の借金はないか、異性関係はクリーンか、といった点を重点的に確認します。

一生を共にするパートナーに隠し事がないかを知ることは、幸せな結婚生活を送るためのリスク管理とも言えます。愛しているからこそ、真実を知った上で判断したい、という切実な思いに応える調査です。

後悔のない決断を下すために、真実を知るための一つの手段と言えるでしょう。

2. 採用候補者・社員の身辺調査(雇用調査・バックグラウンドチェック)

企業の重要な資産である「人材」に関するリスクを未然に防ぐための調査です。

採用面接や履歴書だけでは、候補者の本当の姿を見抜くことは困難です。経歴詐称や、過去の金銭トラブル、反社会的勢力との関わりなど、採用後に発覚すれば企業に甚大な損害を与えかねない問題がないかを確認します。

特に、重要な役職への登用や、多額の金銭を扱うポジションでの採用の際には、その重要性が増します。これは候補者を疑うためではなく、健全な組織運営と、真面目に働く他の従業員を守るために行われるものです。

企業のコンプライアンスと、長期的な安定経営に不可欠な調査と言えます。

3. 金銭トラブルの相手方の身辺調査

「お金を貸した相手と連絡が取れなくなった」といった金銭トラブル解決の糸口を探すための調査です。

裁判を起こして返済を求める(民事訴訟)にも、相手の現在の住所や勤務先がわからなければ、訴状を送ることすらできません。調査では、相手の現在の所在地、勤務先、おおよその資産状況などを特定します。

お金を返してもらいたい、という正当な権利を行使するために必要な情報を集めるのが目的です。個人で探し出すのは困難な場合が多く、法的な手続きを進めるための第一歩として探偵が活用されます。

泣き寝入りせず、正当な権利を取り戻すための具体的なアクションに繋がります。

4. 配偶者の浮気相手の身辺調査

配偶者の浮気が発覚し、その相手に対して慰謝料を請求(不貞行為に対する損害賠償請求)するために行われる調査です。

慰謝料を請求するには、浮気相手の氏名や住所といった情報が最低限必要になります。しかし、配偶者が相手の情報を隠したり、嘘をついたりすることも少なくありません。

探偵は、配偶者の行動調査から浮気相手の身元を特定し、慰謝料請求に必要な情報を収集します。これは、受けた精神的苦痛に対して、正当な補償を求めるための法的な手続きに不可欠な調査です。

法的な手段で問題を解決するために、まず相手を知ることから始まります。

5. ストーカー・嫌がらせ加害者の特定調査

「誰からか分からない嫌がらせを受けている」という恐怖から解放されるために、加害者を特定する調査です。

ストーカー行為や悪質な嫌がらせは、放置するとエスカレートする危険性があります。警察に相談するにも、「誰がやっているか」という証拠がなければ、具体的な対策を取るのが難しいのが実情です。

探偵は、被害状況の証拠収集と並行して、張り込みや聞き込みを行い、加害者を特定します。加害者が特定できれば、警察への被害届提出や、弁護士を通じた警告など、具体的な対抗措置を取ることが可能になります。

身の安全を確保し、平穏な日常を取り戻すための極めて重要な調査です。

以下の記事では、結婚前の身辺調査(婚前調査)についてより詳しく解説しています。

身辺調査の料金はいくら?費用相場と安く抑える3つのコツ

身辺調査の料金はいくら?費用相場と安く抑える3つのコツ

探偵への依頼を考える上で、最も気になるのが「費用」ではないでしょうか。調査料金は決して安いものではなく、不透明なイメージを持つ方も多いかもしれません。

料金を理解するためのポイントは、主に以下の3点です。

  1. 料金体系の種類
  2. 目的別の料金相場
  3. 費用を抑えるためのポイント

ここでは、お金に関する疑問を解消するため、これらの点について詳しく解説します。

1. 料金体系の種類(時間制・パック・成功報酬)

探偵の料金体系は、主に「時間料金型」「パック料金型」「成功報酬型」の3つに分けられます。

それぞれの特徴を理解し、自分の依頼内容に合ったプランを選ぶことが重要です。

  • 時間料金型: 調査員1名1時間あたりの単価(例:1万円〜)で計算します。短時間の調査向きですが、長引くと高額になる可能性があります。
  • パック料金型: 「20時間で50万円」のように、一定の調査時間をまとめて契約するプランです。1時間あたりの単価が割安になることが多いのが特徴です。
  • 成功報酬型: 着手金(調査経費)を支払い、「判明したら〇〇円」という形で成果に応じて報酬を支払うプランです。ただし「成功」の定義を契約前に明確にする必要があります。

見積もりを取る際は、どの料金体系なのか、追加料金の有無を必ず確認しましょう。

2. 目的別の料金相場一覧(結婚調査・採用調査など)

調査料金は、調査の難易度や必要な期間によって大きく変動しますが、目的ごとにある程度の相場が存在します。

以下に、一般的な料金の目安をまとめました。

  • 結婚調査: 30万円 〜 80万円
  • 採用調査: 10万円 〜 30万円
  • 浮気相手の身元調査: 20万円 〜 50万円
  • ストーカー特定調査: 20万円 〜 60万円
  • 人探し・所在調査: 15万円 〜 50万円

これはあくまで目安であり、事前に持っている情報の量や調査項目の多さによって金額は変わります。複数の探偵社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

3. 見積もり以上に費用をかけないためのポイント

少しの工夫で、探偵に支払う費用を効果的に抑えることが可能です。

高額な費用を請求されないためにも、以下の3つのポイントを意識してみてください。

  1. 情報を自分で整理しておく: 対象者の氏名、生年月日、写真、過去の住所、勤務先など、持っている情報を全て整理して提供しましょう。情報が多いほど、調査がスムーズに進み、結果的に時間や費用を節約できます。
  2. 調査項目を絞る: 「とにかく全て知りたい」ではなく、「これだけは絶対に確認したい」という優先順位をつけましょう。調査項目を絞ることで、無駄な調査を省き、費用を抑えることに繋がります。
  3. 契約内容を細かく確認する: 見積もりに含まれる調査内容、期間、調査員の人数、追加料金が発生するケースなどを契約前に書面でしっかり確認することが、後のトラブルを防ぎます。

以下の記事では、結婚前の身辺調査(婚前調査)の費用や探偵の選び方に関してより詳しく解説しています。

身辺調査は違法?バレる?訴えられる?知っておくべき3つの法的知識

「探偵に調査を頼んだら、違法行為にならないか?」「調査が相手にバレて、訴えられたりしないか?」こうした不安は、依頼をためらう大きな原因になります。結論から言うと、正規の探偵社による調査は合法であり、バレるリスクも極めて低いです。

安心して依頼するために知っておくべき法的知識は、次の3つです。

  1. 探偵業法で認められた合法的な調査であること
  2. 違法・差別につながる調査はできないこと
  3. 自分で調べることが危険である理由

ここでは、これらの知識を詳しく解説します。

1. 探偵業法で認められた合法的な調査である

探偵の業務は、「探偵業の業務の適正化に関する法律(通称:探偵業法)」によって認められた正当なものです。

この法律は、探偵業を営む者が、他人の依頼を受けて、特定の人物の所在や行動について、面接での聞き込み、尾行、張り込みといった手法で調査し、その結果を依頼者に報告する業務を定義しています。

つまり、公安委員会に正式に届出を出している探偵社が行う調査は、国が認めた合法的な活動なのです。違法な便利屋などとは一線を画す、専門的な職業であることを理解しておくことが重要です。

正規の探偵社に依頼する限り、依頼者自身が法的な責任を問われることはありません。

2. 違法になる調査・差別につながる調査はできない

探偵業法では、調査の手段や目的にも厳しい制限が設けられています。

例えば、盗聴、住居侵入、GPSの無断設置といった行為は、探偵であっても許されない明白な違法行為です。また、個人のプライバシーを不当に侵害するような調査も禁じられています。

さらに重要なのが、「差別のための調査の禁止」です。出生地や国籍、信条といった、人の出自や思想に関する情報を、結婚や雇用の可否を判断するために調べることは固く禁じられています。もし、このような調査を請け負う探偵社があれば、それは悪徳業者であると判断すべきです。

信頼できる探偵社は、法律を遵守し、決して一線を超えることはありません。

以下の記事では、違法な手段を用いて活動を行う悪質な探偵事務所の特徴について解説しています。あわせてご覧ください。

【要注意】悪質な探偵業者の手口とは?信頼できる探偵の見分け方と依頼時のポイント

3. なぜ自分で調べると危険なのか?バレるリスクと違法行為

「費用がもったいないから」と自分で調査を行うことには、非常に大きなリスクが伴います。

最も大きなリスクは、知らず知らずのうちに違法行為を犯してしまうことです。例えば、相手を執拗につけ回せばストーカー規制法に、個人情報を不正に入手すれば個人情報保護法に抵触する可能性があります。

また、素人の尾行は簡単に相手にバレてしまい、警戒心を強めさせてその後のプロの調査を困難にしたり、トラブルに発展したりするケースも少なくありません。結果的に、問題がさらにこじれてしまうのです。

安全かつ確実に事実を知るためには、法律と調査のプロである探偵に任せるのが最善の選択です。

以下の記事では、GPSなどを使って自分で浮気調査を行うことに関して法的な観点で詳しく解説しています。

失敗しない!信頼できる探偵・興信所を選ぶ4つの重要ポイント

身辺調査の成否は、どの探偵社に依頼するかにかかっていると言っても過言ではありません。残念ながら、探偵業界には高額な料金を請求したり、ずさんな調査を行ったりする悪徳業者も存在します。

信頼できる探偵社を見極めるには、以下の4つのポイントを確認しましょう。

  1. 公安委員会への届出番号の明記
  2. 見積もりの明確さと追加料金の説明
  3. 守秘義務や法律遵守の意識の高さ
  4. 契約を急かさず親身な対応

大切な問題を任せるパートナーを間違えないために、ここではこれらの重要なポイントを紹介します。

1. 公安委員会への届出番号が明記されているか

正規の探偵社は、必ず営業所を管轄する都道府県の公安委員会に「探偵業開始届出書」を提出しています。

この届出が受理されると、「探偵業届出証明書」が交付され、届出番号が与えられます。信頼できる探偵社のウェブサイトやパンフレットには、必ず「東京都公安委員会 第〇〇〇〇号」のように、この届出番号が明記されています。

もし、この番号の記載がどこにも見当たらない業者は、無許可で営業している違法業者の可能性が非常に高いです。相談する前に、まずこの届出番号の有無を確認することが、業者選びの第一歩となります。

届出番号は、国が定めた最低限の基準をクリアしている証です。RESTART探偵事務所ももちろん、公安委員会に正式に届出を行っております。

2. 見積もりが明確で追加料金の説明があるか

料金トラブルを避けるため、契約前の見積もりの透明性が極めて重要です。

信頼できる探偵社は、調査内容、期間、調査員の人数などを基に、詳細な見積書を提示してくれます。その際に、「どのような場合に、いくらの追加料金が発生するのか」を明確に説明してくれるかどうかが大きなポイントです。

逆に、「基本料金は安いが、経費の内訳が不明瞭」「追加料金については曖昧な説明しかしない」といった業者は要注意です。「なんだかんだ理由をつけて、後から高額な請求をされる」という典型的な悪徳業者の手口かもしれません。

お金に関する説明を誠実に行う姿勢は、その探偵社の信頼性に直結します。

3. 守秘義務や法律遵守の意識が高いか

面談の際に、守秘義務や法律遵守に関する質問を投げかけてみるのも有効な方法です。

例えば、「どんなことでも調べられますか?」「絶対にバレませんか?」といった質問に対して、「法律の範囲内で調査します」「100%とは断言できませんが、細心の注意を払います」と誠実に答える探偵社は信頼できます。

逆に、「お任せください、どんな情報でも取ってきますよ」と安易に違法調査を請け負うような発言をする業者は論外です。そのような業者は、依頼者の情報管理もずさんである可能性が高く、情報漏洩のリスクさえあります。

依頼者の秘密と法律を守るという、探偵としての基本姿勢を見極めましょう。

4. 契約を急かさず、親身に相談に乗ってくれるか

依頼者の不安な気持ちに寄り添い、親身に話を聞いてくれるかどうかも大切なポイントです。

優良な探偵社の相談員は、まず依頼者の話をじっくりと聞き、問題点を整理し、本当に調査が必要かどうかを一緒に考えてくれます。その上で、最適な調査プランを提案してくれるはずです。

一方で、相談者の不安を煽り、「今すぐ契約しないと手遅れになる」などと言って契約を急かすような業者は信用できません。高額な契約を結ぶ前には、一度冷静になって考える時間が必要です。その気持ちを尊重してくれる探偵社を選びましょう。

あなたの悩みに真摯に向き合ってくれるかどうかが、良い探偵社を見分ける鍵です。もちろん、私たちRESTART探偵事務所では、ご相談者様のお気持ちを第一に考え、無理な契約を迫ることは一切ございません。安心してご相談いただける体制を整えております。

以下の記事では、興信所の正しい選び方や探偵との違いなどについて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

身辺調査に関するよくある質問

ここでは、身辺調査を検討している方から実際に多く寄せられる質問について、Q&A形式でわかりやすくお答えします。依頼前の最後の疑問や不安を、ここで解消してください。ここにない疑問や、より個人的なご質問については、RESTART探偵事務所の無料相談をご活用ください。専門の相談員が丁寧にお答えします。

Q1. 調査にはどれくらいの期間がかかりますか?

A. 調査内容や事前にいただいている情報の量によりますが、一般的には2週間から1ヶ月程度が目安となります。

例えば、調査対象が限定的な「勤務先の確認」だけであれば1週間程度で終わることもあります。一方で、結婚調査のように多岐にわたる項目を調べる場合は、1ヶ月以上の期間が必要になることもあります。面談の際に、ご自身のケースではどれくらいの期間が見込まれるかを確認すると良いでしょう。

Q2. 調査していることが相手にバレる可能性はありますか?

A. プロの探偵が調査を行う限り、相手にバレる可能性は極めて低いです。

探偵は、長年の経験と専門的な技術を駆使して、対象者に気づかれないよう細心の注意を払って調査を進めます。複数人の調査員で役割を分担し、車両を乗り換えながら尾行するなど、発覚を防ぐためのノウハウが多数あります。自分で調査するよりも、プロに任せる方が圧倒的に安全です。

Q3. 警察に相談するのと何が違いますか?

A. 警察は「事件」を捜査する機関であり、探偵は「民事上の問題」を解決するための情報を収集する専門家です。

警察には「民事不介入の原則」があり、ストーカーやDVなど明確な事件性がない限り、個人的なトラブル(例:「婚約者の素行が知りたい」「貸したお金を返してくれない」)で動くことはできません。一方で、探偵は、そうした個人的な悩みを解決するための証拠や情報を、依頼に基づいて収集するのが仕事です。

Q4. 昔の友人や恩人を探してもらうことはできますか?

A. はい、可能です。「人探し調査」や「所在調査」として依頼をお受けできます。

「住所がわからなくなった初恋の人に会いたい」「お世話になった恩師にお礼を伝えたい」といったご依頼も多くあります。ただし、ストーカー目的など、依頼の動機に問題があると判断された場合は、お断りすることもあります。探偵は、あくまで健全な目的のための調査のみを請け負います。

Q5. どんな情報を提供すれば調査がスムーズに進みますか?

A. 対象者に関する情報が多ければ多いほど、調査の精度とスピードは上がり、結果的に費用を抑えることにも繋がります。

最低限、氏名やおおよその年齢は必要ですが、それに加えて顔写真、生年月日、携帯電話番号、過去の住所、SNSアカウント、出身校、考えられる立ち寄り先など、些細なことでも構いませんので、お持ちの情報は全て提供していただくことをお勧めします。

まとめ:不安を解消し、未来のリスクを回避するために。まずは専門家への無料相談から

この記事では、「身辺調査でどこまでわかるのか」という疑問に答えるため、調査可能な10の項目から、具体的な調査方法、費用、そして合法性まで、元探偵の視点から網羅的に解説してきました。

身辺調査は、あなたの人生における重要な決断を前に、不安を解消し、将来起こりうるリスクを回避するための非常に有効な手段です。 相手の言葉だけを信じて後で後悔するよりも、客観的な事実を知った上で、納得のいく判断を下すことが、あなたの幸せな未来に繋がるでしょう。

もしあなたが今、一人で悩みを抱え、どうすれば良いかわからなくなっているのなら、どうかその手を止めてみてください。

私たちRESTART探偵事務所では、24時間365日、無料でのご相談を受け付けております。匿名でのご相談も可能ですので、「こんなことを相談していいのだろうか」と悩む前に、まずはお気軽にご連絡ください。専門の相談員があなたの秘密を厳守し、最適な解決策を一緒に考えます。

この記事が、あなたの抱える不安を解消し、勇気を出して次の一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

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